...迷い込んできた彗星が遊星の形式に参与しまた遊星の運行に影響したというラプラスの考えの中に認識され...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...としのくれにどこからか迷いこんで来たものであるが...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...第二 べた雪の連想からわたしが迷いの闇のなかから火のごとき信念にみちた言葉でその淪落の魂をひきだしたときお前は深い悩みにみちて双の手を揉みしだきつつ身を囲んでいる悪趣を呪ったそうして追憶の鞭をふるって忘れやすき良心を罰しつつお前は過ぎこし方の身の上を残らずわたしに語ってくれたと...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...山麓の森林中で道に迷い...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...国中で一番高い山はどの山でしょうか」「俺(おれ)だ」そこで禿鷹(はげたか)はなお迷いました...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...ふらりとさ迷い出てくるのだ...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...今までの自分の血迷いかげん...
中里介山 「大菩薩峠」
...海月(くらげ)のようになってこの室に迷い込み...
中里介山 「大菩薩峠」
...尾根は迷いやすい...
松濤明 「春の遠山入り」
...それは私の迷いであっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうお返辞を申し上げてよいかに迷います...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...迷い込んで夢中になりたいという気持ちでいたみ疼(うず)いている――...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...迷いにかまわず足は速度を加えています...
吉川英治 「江戸三国志」
...……それを恋々小情の迷いにとらわれ...
吉川英治 「黒田如水」
...いッそその迷いの種を...
吉川英治 「剣難女難」
...あとの所領やら今後の迷いに...
吉川英治 「私本太平記」
...えらいところへ迷い込んだもの」慌(あわ)てて後へ戻ろうとしたのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...迷い迷い歩いてしまったのだよ」――そしてまた...
吉川英治 「平の将門」
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