...最も美しきまた最も深き考察より成れる天地創造の諸伝説相当に開けていた諸民族もまた一般には前条に述べたような考えの立場に踏み止まっていた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...なるほど文学者になることは私が前に述べましたとおりヤサシイこととは思いますけれども...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...これすなわち悪人の繁栄と安泰を世に通有のこととして述べたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...試みに物語の大要を述べんに...
高木敏雄 「比較神話学」
...だから例えば最近の物理学の方向・成果・意義其の他を大衆的に、本当の意味で通俗的に、叙述することは、決して凡庸な自然科学専門家に出来ることではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私は現代小説の趨勢を大体述べたつもりである...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...事実にもっとも近い叙述をやろうとすると...
夏目漱石 「坑夫」
...貴様なぞは知るまいが昔(むか)しアイソクラチスと云う人は九十四歳で大著述をした...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それが表面的に「事件を叙述する詩」と解され...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...今迄述べて來たそれらの歴史小説である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...』1)Cook's Third Voyage, vol. ii. p. 153, 154.2)Id. Second Voy. vol. i. p. 176.アンダスン氏の述べているところによれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...すぐ前に述べた如く...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主として上述の川に落ちて死ぬほど...
南方熊楠 「十二支考」
...私は披露(ひろう)しておきました」こう宮へ取り次がせることを述べたあとで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...繰り返し述べる要はないと思います...
柳宗悦 「民藝四十年」
...近世の植物学の記述は精確無比で...
柳田国男 「海上の道」
...もうひと走りですよ」女は礼を述べて...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...伊達安芸(あき)の手紙は「地境論」の経過を述べたものであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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