...手紙の返書がまだ届いていない...
...返書料はいくらですか? ...
...何か返書があれば教えてください...
...早めに返書した方がいいかもしれない...
...返書用の封筒を用意しました...
...」と云って田原さんは返書を巻き収めた...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...主筆から彼の批評は既に前号に載(の)せたという返書を得て調べて見ると...
「長塚節氏の小説「土」」
...それにたいして、犬養氏は返書を送ってきたが、その返書は、同氏が殺害せられるまえ、十数日の日づけであった...
蜷川新 「天皇」
...そこで早速返書を認めて...
牧野富太郎 「植物記」
...飴売りや風吹く秋の女竹やまふ人の今日鋏する柘榴かな病を養つて伊豆に客なる梶井基次郎君より返書あり...
三好達治 「測量船」
...かの女は昌幸へ返書をしたためた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...こういう御返書をさしあげてある――勅書...
吉川英治 「私本太平記」
...急いでよこして貰いたいと」待ちかねていた妻からの返書が届くとすぐ...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし返書にはもちろん祝着この上もなしと書いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...きのう帰った使者に特に持たせてやった返書に追いかけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつぞやの御返書だ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...使いの返書を、執務の僧にわたして、性善坊は、宿房の方へ、曲がって行った...
吉川英治 「親鸞」
...返書もしてあるのに...
吉川英治 「平の将門」
...返書を出して武蔵にわたし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さっき白紙の返書を遣(よ)こしたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...返書の一通を出して...
吉川英治 「宮本武蔵」
...宗麟は心配するに及ばぬという親切な返書をトルレス宛に書いた...
和辻哲郎 「鎖国」
...遂に宣教師の追放に関しては内裏に一任するという返書を書かしめるに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
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