...仙臺から返事の手紙があつたが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...返事の手紙のなかに書いた...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...1850年の初めに「地方医学外科学雑誌」にハント氏のコレラについての質問にたいするワイト島(*イングランド最大の島)ジョン・C・ブロクサム氏の返事の手紙が掲載された...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...姉にしては珍しいことに長い返事の手紙が来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...澄太君に返事の手紙を書いた...
種田山頭火 「其中日記」
...それからその返事の手紙が可笑いんですよ...
徳田秋聲 「媒介者」
...お松のために返事の手紙を書いてしまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...いま書いたお松への返事の手紙を入れてしまって元のように栓(せん)をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...法然がそれに答えた返事の手紙というのが残っている...
中里介山 「法然行伝」
...お返事の手紙は要りません...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...返事の手紙を書かうと思つたが...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...つい返事の手紙を書き損じ勝ちの僕よりも寧ろ彼女は僕の細君とひんぱん気な文通を交すようになり...
牧野信一 「ライス・ワッフルの友」
...一応君の方へ御返事の手紙が来て引続て直ぐに御出京というのなら訳が分っているが...
村井弦斎 「食道楽」
...その階級の女には適した感じのよい返事の手紙であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女房に命じて返事の手紙をお受け取らせになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...式部少輔に返事の手紙を渡していたと小侍は帰って来て報告した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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