...最近古銭に興味があって、古銭収集を始めた...
...近古新教の乱ひとたび起こり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...團十郎氏が近古歴史中の英雄豪傑に扮して...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...地質学者は水成岩の出来た時期を原始代、太古代、中古代、近古代等に分ち、更に之を多くの期に分けるが、人骨や石器などが出て、慥に人類が生存して居たと思はれるのは其の中の最後の一期だけで、其の間に出来た地層の厚さは全水成岩の厚さに比べると僅に数百分の一よりない故、極めて短かいものである...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...上代の宮裏(きうり)近古(きんこ)の市中(しちゆう)粥杖(かゆつゑ)の事を挙(あげ)て...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...なほ近古(きんこ)食類(しよくるゐ)の起原(きげん)さま/″\あれど余(よ)が食物(しよくもつ)沿革考(えんかくかう)に上古より挙(あげ)てしるしたればこゝにはもらせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...近古文学の一個の代表者たる...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本近古の怪談小説に影響し...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...近古ムウア人の誇示的輪奐美(りんかんび)とをびざんてん風に模細工(もざいく)した...
谷譲次 「踊る地平線」
...また同時に発達したりといえども異種雑類たがいに相混合するは事物のいまだ進化せざる以前の本色にして近古に至るまでほとんどその区別を見るあたわざるがごときものあり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...近古の武士は商業の目的を達せんがために戦争をなし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...近古(きんこ)のさうしに見えたり...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...(五月二十五日)『近古名流手蹟(しゅせき)』を見ると昔の人は皆むつかしい手紙を書いたもので今の人には甚だ読みにくいが...
正岡子規 「墨汁一滴」
...三百年後に『近古名流手蹟』となつて出た時にはその時の人はむつかしがつて得読まぬかも知れぬ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...それからもう一時代後の事を想像して明治百年頃の名家の手紙が『近古名流手蹟』となつて出たらどんな者であらうか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...近古受二泰西耶教徒之影響一...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...鮓答また薬として近古まで高価だったは...
南方熊楠 「十二支考」
...近古罹兵燹而散亡」と云つてあるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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