...僕等の散文に近代的な色彩や匂を与へたものは詩集「思ひ出」の序文だつた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...近代的なプロンプタアBOX...
谷譲次 「踊る地平線」
...近代的な意味に於ける文学なども...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...凡そそうした原始的な認識作用の近代的な形態が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...近代的な美しい眼ですよ...
豊島与志雄 「失策記」
...至って近代的なのですが...
豊島与志雄 「白い朝」
...近代的なるものかかる考えかたに対して...
中井正一 「美学入門」
...それが地方には珍らしい近代的な様式をもっているのだが...
中村地平 「宮崎の町」
...近代的な合奏をしていた...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...一人の老貴婦人が近代的な芸術刺繍を吟味している...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...娯樂といふ觀念は恐らく近代的な觀念である...
三木清 「人生論ノート」
...近代的な考へ方は社會概念の解明にあたつて個人から出發するのをつねとする*...
三木清 「歴史哲學」
...ピカソの絵は一見近代的なものに見えるが...
三好十郎 「絵画について」
...急に近代的な美人になったようである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...豊に拓かれた田園や近代的な工場のある風景が見られるようになったのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...コンクリートの巌丈さで近代的な感じだったが...
横光利一 「旅愁」
...もとよりこの写実は、近代的な、個性を重んずる写生と同じではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...もとよりここにはあの近代的な戯曲にあらわれたような神秘的な緊張もなければ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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