...それは実際近代的なもの哀れを帯びたものに違いなかった...
芥川龍之介 「彼」
...それを出来るだけ科学的に突きつめる近代的な方法を講ずることが大切なのである...
石原純 「雨粒」
...その地方の重要な製粉地になつてゐるある都會の近代的な製粉工場の一つを手に入れた...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...封建的なアカデミシャニズムに対立する近代的なジャーナリズムの必然的なコースであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この点は近代的な小説の形態をもとうと古代以来の韻文=詩の形態を取ろうと変らないから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...だからデカルトはこの意味において最も近代的な哲学者であり従って又近世哲学の祖でもある...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...寧ろ近代的な浪漫的な本質のものだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...手紙でも近代的な手紙には議論は書かない...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...それはまた他の人が見ても、近代的な、美しいフォームなのである...
中井正一 「美学入門」
...いとも近代的な鬱憂の調子...
中原中也 「デボルド―※[#濁点付き片仮名ワ、1-7-82]ルモオル」
...それは幸福に對する近代的な代用品である...
三木清 「人生論ノート」
...――模倣の思想は近代的な発明の思想とは異っている...
三木清 「人生論ノート」
...娯楽という観念は恐らく近代的な観念である...
三木清 「人生論ノート」
...近代的な史觀の支配的な特徴をなすかの所謂「進歩の觀念」ide de progrs と結び付いてゐる...
三木清 「歴史哲學」
...ピカソの絵は一見近代的なものに見えるが...
三好十郎 「絵画について」
...もちろん、近代的な、そして高度の必然性や存在価値を要求し得る芸術にも、前記四つのものの要素は含まれている...
三好十郎 「恐怖の季節」
...近代的な頭脳と兵器をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...陳子文の死には過去から現代の過程のなかに生きる近代的な苦悶の潜んでいたことを米良は知るのである...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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