「迅」の意味
すばやい
小説での「迅」の使い方
...五川底の石は滑かに、流れは迅い...
石川啄木 「鳥影」
...私たちの魯迅先生が...
太宰治 「返事」
...奔馬の迅き足の音...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...急ぎつとめて迅速に二つの床をしつらひぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そうすることの方が警察事務が簡易迅速になって且つ警察本然の機能に適うというわけである...
戸坂潤 「社会時評」
...鳩ら生れの棲家に到るや即ち迅き飛翔もて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...彼らの減少率のはなはだ迅速(じんそく)なることを示すであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...その迅速さは殆ど逃ぐるが如しとでも云ひたいのであつた...
平出修 「逆徒」
...孝之助は迅速にまわりこんだ...
山本周五郎 「竹柏記」
...傍から老人たちの手伝ってくれる迅さに...
横光利一 「旅愁」
...その奮迅に拍車をかけた...
吉川英治 「三国志」
...老いぼれ、またしても逃げるか」敵の旗じるしを見て、彼は奮迅した...
吉川英治 「三国志」
...また、時勢の風も、しきりに迅い...
吉川英治 「私本太平記」
...迅(はや)い水泡(みずあわ)を残して対岸へ上がっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...二月半ばの、蕭殺たる芦(あし)や荻(おぎ)は、笛のような悲調を野面に翔けさせ、雲は低く、迅く、太陽の面を、のべつ、明滅させていた...
吉川英治 「平の将門」
...この辺りに下屋敷のある蜂須賀家の森啓之助(けいのすけ)――例の素迅(すばや)い仲間(ちゅうげん)の宅助(たくすけ)を後ろにつれて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...野火の焔(ほのお)を越えてゆく獣(けもの)のような迅さで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...秘密裡にまた迅速に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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