...さうして我等が自己の意志の代りに立するところも亦單に普遍的自我に止らずして他の「己れ」――若しくは他の「己れ」を迂し來れる自己の「己れ」であることも亦あり得るのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...非常な迂路なれど...
大町桂月 「春の郊外」
...迂濶(うくわつ)に佇(たたず)んでゐたりして...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...昨日まで迂散(うさん)臭い顔で紙衣裳を眺め...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...お前たちも之を迂闊に伺つてゐちやいけないぞと言つて...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...迂廻(うねり)くねった小径(こみち)をいろいろに歩いて...
徳田秋声 「新世帯」
...またわが邦は天然の商業国なりというがごときの問題を喃々(なんなん)するがごとき迂遠の労を採るを要せんや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...全く迂濶でしたが...
豊島与志雄 「化生のもの」
...その時……僕も迂濶でしたが……その時初めて気がつきました...
豊島与志雄 「舞踏病」
...ますますその迂闊(うかつ)なるを見るべきのみ...
福沢諭吉 「徳育如何」
...後(のち)の面倒を慮(おも)って迂濶(うかつ)に手は出さんが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この日はミズゴケ採集のため迂廻(うかい)して少なからぬ時間を費したので...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...さればとて先生はいにしへの人の立てし抽象理想論の迂濶(うくわつ)なる跡を追はむとにもあらず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...迂濶には寄り付けなかった...
山本笑月 「明治世相百話」
...」矢代は千鶴子との交際の日のことを省みて自分の迂濶さに...
横光利一 「旅愁」
...余りにも迂濶であるのは愧かしい事である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...自己の迂愚(うぐ)をののしり...
吉川英治 「江戸三国志」
...其処を迂回する事になり...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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