...「辻番付」って何ですか?...
...昔、辻番付のお仕事があったんですよね...
...明治時代には、辻番付は廃止されています...
...大河ドラマ『辻が花』で、辻番付の様子が描かれました...
...花見の帰りに、辻番付に出くわして、驚いたことがあります...
...辻番所へ出張するなど...
直木三十五 「南国太平記」
...しめて五人、小者とで六人――この雨の中を――)と、思った時、辻番所で、四ツ本が「今日のうちにも、追放する」と、いった言葉を思い出した...
直木三十五 「南国太平記」
...左手の辻番(つじばん)小屋の蔭(かげ)から仲間(ちゆうげん)と蓙(ござ)を抱(かゝ)へた女とが大きな声で争ひながら出て来る...
永井荷風 「すみだ川」
...通過ぎる人でもあらば聞質(ききただ)したいと消えかかる辻番所(つじばんしょ)の燈火(あかり)をたよりに...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...辻番から言われたこともお銀様は...
中里介山 「大菩薩峠」
...小浜の辻番があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを通り越してもまたじきに関播磨守(せきはりまのかみ)の辻番に突き当ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...でも途中で辻番に留められているかも知れないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...辻番がやかましいから」お松は米友を追いかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはや辻番の咎(とが)めを顧慮している遑(いとま)がありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...辻番に人がいるかいないかだの...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうだ」辻番が拾ってくれた帛紗(ふくさ)づつみを...
中里介山 「大菩薩峠」
...唐人小路の辻番のところに立って...
中里介山 「大菩薩峠」
...承知しました」八五郎は早速辻番の波障子の中にもぐり込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夕刻裸體(はだか)に剥いて湯島天神町の辻番に晒(さら)し物にするさうだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左肩をそびやかすようにした平馬――歩み過ぎた時、連れを先に立てるようにして、「親爺、――先っきの太鼓は、何の固めだ?」「へい――」と、辻番は、提灯を下ろして、「あれでございますか? 江戸を名打ての大泥棒が、大川屋さんの、塀際にいたとかいうことで、いやもうこの界隈(かいわい)、やかましいことでござりました」水ッ涕(ぱな)を啜(すす)りながら、闇太郎の後姿に、眼が触れたか触れぬか、「とかくこの頃は、物騒な市中の形勢――お互に、苦労が多いな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...辻番組合月番西丸御小納戸鵜殿吉之丞(にしまるおこなんどうどのきちのじょう)の家来玉木勝三郎組合の辻番人が聞き取った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...辻番所(つじばんしょ)の羽目板を指さしました...
吉川英治 「江戸三国志」
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