...下で辻馬車の呼子を吹いて待っていると...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...火星人の通りそうなさびしい町の辻をえらんで...
海野十三 「火星兵団」
...各自の家や町辻や町全体から不浄を掃き浄め...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...四辻駅で、折よくやつて来た汽車に乗る、繁村の松原、佐波川の流、あの山この道、思ひ出の種ならぬはない...
種田山頭火 「旅日記」
...辻褄が合ったことになる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...文献学を最も模範的に人間学に適用したものは和辻氏の『人間の学としての倫理学』である(七...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一方はまだ戦災の焼跡のままになってる四辻まで来ると...
豊島与志雄 「母親」
...されば已に乘客を滿載した車が四辻の線路の上を...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...その当時暫らくは辻斬の噂がありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは橋畔や道辻なれば通行人が多いので...
中山太郎 「屍体と民俗」
...龍之助と名乗る男「あれが太閤道の辻堂で御座ろうな」旅の雲水空善(くうぜん)は頭の上を振り仰ぎました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...念のため、辻番で訊いて、磯の安松の家を叩き起して見ると、本人はまだ寝もやらず、「何んだと、銭形の親分だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中井の駅の前には辻山春子(つじやまはるこ)さんの旦那さんがお医者を開業されたし...
林芙美子 「落合町山川記」
...日蓮辻説法の格で高声に御経を読んでゐるものがあつて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...そのころは一口でも英語を知り、他人の使用しない言葉の一つも知っていることが、文化人としての尊敬を集めたもので、ことに辻川では、長兄が十九歳で神戸師範学校を卒えて帰郷し、田原校の校長に就任した明治の十二、三年ごろ、その悪風があったことを記憶している...
柳田国男 「故郷七十年」
...フン辻斬りかアと涼しい顔をしていたじゃねえか」「そりゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...次の辻をひとり曲って行った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...呼子笛(よびこ)のつんざき!疾風(はやて)のような跫音!辻に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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