...あそこにあるのも?」辰子は後(うし)ろを振り向かずに...
芥川龍之介 「春」
...辰子さんもいらっしゃれば好(い)いのに...
芥川龍之介 「路上」
...――はじめは別荘の客、巽辰吉が、一夜の宿をしようと云った、情ある言(ことば)を忘れず、心に留めて、六が此処に寝たのを知って、(船に苫(とま)を葺(ふ)いてくれるのじゃないか...
泉鏡花 「浮舟」
...そんな恥知らずの事はもう言うな!きのう読んだ辰野(たつの)氏のセナンクウルの紹介文の中に...
太宰治 「織田君の死」
...辰代は澄子の着物を...
豊島与志雄 「変な男」
...辰代は薄暗い電燈の下で箪笥にぐったりよりかかって...
豊島与志雄 「変な男」
...其處に物思ひに沈んでゐるお辰の肩へピタリと手を掛けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...皆んな喜んで居ますよ」このきかん気らしい辰三郎や...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辰男は暫らく船の行方(ゆくへ)を見入つてゐたが...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...娘のお辰が金絲銀絲で縫ひ取りされたピカ/\する衣服を着てゐる夢を見たり...
正宗白鳥 「玉の輿」
...辰造 おう、よからう、誰が聞いても間違ひの無え事を言つてお払ひ箱になりや、此の辰造は本望だ...
三好十郎 「地熱」
...辰弥はその病院へいった...
山本周五郎 「季節のない街」
...『甲辰の事』にはお上(頼胤)と御同列で水府の後見をなすった殿さまですね...
山本周五郎 「新潮記」
...光辰を見るときの二人の眼には...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...光辰は袖で口のまわりを拭きながら...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...』さう僕が云ふ返事の代りにまた辰子さんは泣き出すのだ...
横光利一 「悲しみの代價」
...「辰が、阿呆いッてら...
吉川英治 「大岡越前」
...凶神(きょうしん)の辰(とき)にあたる悪日ですから...
吉川英治 「三国志」
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