...仕事での辛労辛苦が続いた...
...辛労辛苦を経験したからこそ、人生の大切さがわかる...
...彼は辛労辛苦を厭わず、一生懸命に働いている...
...辛労辛苦が報われた時の喜びは格別だ...
...辛労辛苦を重ねた結果、成功を手に入れることができた...
...お察し申し上げます」「わたしの辛労なぞは...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...学校にありがちな大小の事件のために彼の健康には荷の勝った辛労もあったようである...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...それはあの勝気な女性にも、長い間の辛労を、艱難(かんなん)困苦を思出すと、もう欠乏には堪えられそうもないと思うような、彼女の年が用意をさせたのでもあろうか――川上が亡(なく)なるすこし前の事であった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...お種と以前の情交(なか)になろうとさまざまに辛労する体でござりましたが...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...その代り辛労に報ひるといふ文面...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...余り旨(うま)い物でないそうだからこの世界ではとかく辛労せねば碌な物が口に入らぬと知れる...
南方熊楠 「十二支考」
...まず今までの盲目なる辛労が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それは病と辛労のために変貌しているが紛れもなく半三郎の印象と合うものだ...
山本周五郎 「菊千代抄」
...――子のためにはどんな辛労も厭(いと)わないという...
山本周五郎 「菊屋敷」
...成信にながい辛労をさせたことを詫(わ)び...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...日夜の御辛労はどれほどか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...殊に妻が病みついてからのおかやの尽して呉れた辛労を思うと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...シロ(辛労)しかろうなあ」と眼をしばたたいた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...かく辛労はせん」「いや...
吉川英治 「三国志」
...秀吉の辛労(しんろう)にたいして...
吉川英治 「新書太閤記」
...連日の辛労、うれしいぞ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...すくなからぬ細心と辛労を抱いてきたので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...以て一日の辛労(しんらう)を軽(かろ)んずるを得たるに...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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