...仕事での辛労辛苦が続いた...
...辛労辛苦を経験したからこそ、人生の大切さがわかる...
...彼は辛労辛苦を厭わず、一生懸命に働いている...
...辛労辛苦が報われた時の喜びは格別だ...
...辛労辛苦を重ねた結果、成功を手に入れることができた...
...この間からリリーのために捧(ささ)げ尽した辛労と心づかいとを考える時...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...昼間の辛労の如き...
中島敦 「南島譚」
...それはあの勝気な女性にも、長い間の辛労を、艱難(かんなん)困苦を思出すと、もう欠乏には堪えられそうもないと思うような、彼女の年が用意をさせたのでもあろうか――川上が亡(なく)なるすこし前の事であった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...不断の戦争から絶えざる困苦と辛労とに曝されている人民や...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...奇妙ないくとき! 奇妙に精根(しょうこん)を疲らせる辛労(しんろう)! 精神と肉体のふしぎに生産的なまじわり! 原稿をきちんとしまって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...それは病と辛労のために変貌しているが紛れもなく半三郎の印象と合うものだ...
山本周五郎 「菊千代抄」
...成信にながい辛労をさせたことを詫(わ)び...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...日夜の御辛労はどれほどか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...江戸へ来てから四年間の辛労も...
山本周五郎 「花も刀も」
...貧乏というものは辛労(きつ)いもので...
夢野久作 「近世快人伝」
...かく辛労はせん」「いや...
吉川英治 「三国志」
...ご辛労でしょうな...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉の辛労(しんろう)にたいして...
吉川英治 「新書太閤記」
...御辛労申ス計(バカ)リモナシ...
吉川英治 「新書太閤記」
...七日の御辛労は、たいていな事では御座らぬ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...辛労を共にして来た程な者であっても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「御辛労をかけまする」磋磯之介(さきのすけ)は...
吉川英治 「旗岡巡査」
...前日来の艱酸(かんさん)と辛労(しんろう)とは茫乎として転(うた)た夢(ゆめ)の如し...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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