...彼女は軽浮な性格で、男性に対する態度が軽い...
...彼の軽浮な冗談には誰も笑わなかった...
...軽浮な恋愛はうまくいかないことが多い...
...彼女は軽浮にも他の男性と浮気をしてしまった...
...軽浮な態度をとると、人から嫌われてしまう...
...軽浮にして軽悍なる九郎義経の如き...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...六 軽浮なる婦人論者を戒めて真摯なる研究を望む日本の浅薄なる空想家は独逸(ドイツ)もしくはスカンジナビヤ辺の神経過敏なるものが...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...其青年が兎角軽浮なる「新」の字に動かされ迷はさるゝことは痛嘆すべきことである...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...新流行に後れざることを以て通人と心得てゐる軽浮なる都会の人...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...元禄の俳人の軽浮な調が見えぬのはこの態度に原因するものと信ずる...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...しかしどことなく軽浮の感をまぬかれない...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...これはやがてその俳句に軽浮な跡がみえて...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...その客観描写が軽浮であるというのはその人が軽浮であるからである...
高浜虚子 「俳句への道」
...断じて玩弄というような軽浮なものを招かない...
種田山頭火 「赤い壺(三)」
...軽浮(けいふ)にして慓悍(ひょうかん)なるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...詩歌小説の作措辞(そじ)老練に過ぎて創意乏しければ軽浮(けいふ)となる...
永井荷風 「一夕」
...天明の老人は天明の奢侈を嘆きて享保の質素を説き文化文政の古老はその時代の軽浮を憤りて安永天明時代の朴訥を慕えり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...一は甚しく軽浮である...
永井荷風 「向嶋」
...浅薄な活動写真だの軽浮(けいふ)なセンセーシヨナル小説だのと択(えら)ぶ所がないやうな気になる...
夏目漱石 「点頭録」
...源十軽浮、時々うそをいふこと自若...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其他軽浮にして「時々うそをいふ」源十...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その軽浮(けいふ)な驕(おご)りを...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんな軽浮(けいふ)でないことはよく分っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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