例文・使い方一覧でみる「何とも知れず」の意味


スポンサーリンク

...何とも知れず厭(いや)な様々な因縁(いんねん)――邪魔をするものが何もない...   何とも知れず厭な様々な因縁――邪魔をするものが何もないの読み方
相馬泰三 「新らしき祖先」

...ふいと何とも知れず心細くなる事がございました...   ふいと何とも知れず心細くなる事がございましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...何とも知れずいやな気持になつて...   何とも知れずいやな気持になつての読み方
太宰治 「お伽草紙」

...何とも知れずいやな氣持になつて...   何とも知れずいやな氣持になつての読み方
太宰治 「お伽草紙」

...まったく、その子供の笑顔は、よく見れば見るほど、何とも知れず、イヤな薄気味悪いものが感ぜられて来る...   まったく、その子供の笑顔は、よく見れば見るほど、何とも知れず、イヤな薄気味悪いものが感ぜられて来るの読み方
太宰治 「人間失格」

...ふいに何とも知れず心が重くなり...   ふいに何とも知れず心が重くなりの読み方
田畑修一郎 「南方」

...夜と共にその光のいよ/\冴えてくるのを何とも知れず眺めてゐたことがあつた...   夜と共にその光のいよ/\冴えてくるのを何とも知れず眺めてゐたことがあつたの読み方
永井荷風 「枯葉の記」

...春寒き夜に曝し出されたるさま何とも知れず哀れふかし...   春寒き夜に曝し出されたるさま何とも知れず哀れふかしの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...何とも知れず気味のわるい心持がしたものである...   何とも知れず気味のわるい心持がしたものであるの読み方
永井荷風 「巷の声」

...そもそも我から意識して戯作者(げさくしゃ)となりすました現在の身の上がいかにも不安にまた何とも知れず気恥しいような気がしてならなくなった...   そもそも我から意識して戯作者となりすました現在の身の上がいかにも不安にまた何とも知れず気恥しいような気がしてならなくなったの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...何とも知れず人肌恋しき秋の夜の風情を覚えさせるのであった...   何とも知れず人肌恋しき秋の夜の風情を覚えさせるのであったの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...何とも知れず心の浮き立つ折から...   何とも知れず心の浮き立つ折からの読み方
永井荷風 「つゆのあとさき」

...また母に対して何とも知れず気の毒のような済まないような気もして自然と涙ぐんだ...   また母に対して何とも知れず気の毒のような済まないような気もして自然と涙ぐんだの読み方
永井荷風 「寐顔」

...わたくしは何とも知れず安心したような心持になって...   わたくしは何とも知れず安心したような心持になっての読み方
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」

...病身の寅彦が「体が段々落ちて行くような何とも知れず心細い気が」して眺めた「天井に吊るした金銀色の蠅除け玉」だけである...   病身の寅彦が「体が段々落ちて行くような何とも知れず心細い気が」して眺めた「天井に吊るした金銀色の蠅除け玉」だけであるの読み方
中谷宇吉郎 「寅彦の遺跡」

...何とも知れず重い気分になる...   何とも知れず重い気分になるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...何とも知れず肩のあたりが寒くなって...   何とも知れず肩のあたりが寒くなっての読み方
宮本百合子 「栄蔵の死」

...声から風のように何とも知れず良さそうなものが這入って来る...   声から風のように何とも知れず良さそうなものが這入って来るの読み方
横光利一 「北京と巴里(覚書)」

「何とも知れず」の書き方・書き順

いろんなフォントで「何とも知れず」


ランダム例文:
吉和   管領   火中  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

時事ニュース漢字 📺
栄養満点   無理心中   低価格  

スポンサーリンク

トップへ戻る