例文・使い方一覧でみる「鰤」の意味


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...(ぶり)、鮪(まぐろ)、ともに二万疋(びき)...   鰤、鮪、ともに二万疋の読み方
泉鏡花 「海神別荘」

...侍女一 、鮪ともに二万疋...   侍女一 鰤、鮪ともに二万疋の読み方
泉鏡花 「海神別荘」

...(ぶり)や鮪(まぐろ)では体重の一万分の一にも足らぬほどゆえ...   鰤や鮪では体重の一万分の一にも足らぬほどゆえの読み方
丘浅次郎 「脳髄の進化」

...鰯のあたま――のあたまダシにもならない鰯のあたまも信仰から十二月二十日曇...   鰯のあたま――鰤のあたまダシにもならない鰯のあたまも信仰から十二月二十日曇の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...「水先案内(パイロット・フィッシュ)」〔(の類 Naucrates ductor 鱶の先頭に立つのでこの名がある)〕と呼ばれる魚だ...   「水先案内」〔〕と呼ばれる魚だの読み方
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」

...ある先輩が経営することに決つた其敷魚場は今月(十一月)から来年の六月迄房州の何某村(村名を今ちよいと失念した)で行はれる...   ある先輩が経営することに決つた其鰤敷魚場は今月から来年の六月迄房州の何某村で行はれるの読み方
牧野信一 「来年は何をするか」

...桐庵先生の無精鬚だらけの塩(しおぶり)をおもわせる顔の上へと集まった...   桐庵先生の無精鬚だらけの塩鰤をおもわせる顔の上へと集まったの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...一網に何万と鯔(ぼら)が入ったの(ぶり)が捕れたのと言うけれどこの辺の内海じゃ魚の種が年年尽きるばかりだから...   一網に何万と鯔が入ったの鰤が捕れたのと言うけれどこの辺の内海じゃ魚の種が年年尽きるばかりだからの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...長火鉢の傍にそろった四つの膳は至極淋しいもので「」の照焼に...   長火鉢の傍にそろった四つの膳は至極淋しいもので「鰤」の照焼にの読み方
宮本百合子 「栄蔵の死」

...貢物は(ぶり)とあるから...   貢物は鰤とあるからの読み方
柳田国男 「海上の道」

...北陸ではも同じ目途に供せられ...   北陸では鰤も同じ目途に供せられの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...鼻の先の天井裏からは荒縄で縛った生(ぶり)の半身(かたみ)が...   鼻の先の天井裏からは荒縄で縛った生鰤の半身がの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...店の天井からブラ下っていたの半身(かたみ)を引卸して...   店の天井からブラ下っていた鰤の半身を引卸しての読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...貴様もこのが喰いたいか」帰って来た相棒が割込んで来たのを仁三郎が慌てて押止めた...   貴様もこの鰤が喰いたいか」帰って来た相棒が割込んで来たのを仁三郎が慌てて押止めたの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...南は対州(つしま)の(ぶり)に到るまで...   南は対州の鰤に到るまでの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...関西の市場に大勢力を占めていた対州(たいしゅうぶり)という奴が在った...   関西の市場に大勢力を占めていた対州鰤という奴が在ったの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...これは春先から対州(たいしゅう)の沿岸を洗い初める暖流に乗って来たの大群が...   これは春先から対州の沿岸を洗い初める暖流に乗って来た鰤の大群がの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...対州をアトカタもなくタタキ付けた連中が...   対州鰤をアトカタもなくタタキ付けた連中がの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

「鰤」の読みかた

「鰤」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鰤」

「なんとか鰤」の一覧  


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