...軽気球に乗つて空に昇ると...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...軽気球(けいききゅう)です...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...軽気球とともに高度を高めながら...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...賊の軽気球は、夜中から吹きはじめた東南の風に送られて、夜のうちにここまでただよってきたものにちがいありません...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...プロペラのない軽気球には...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...軽気球のかごは、横だおしになって地面に落ち、風に吹かれるやぶれ気球のために、ズルズルと五十メートルほども引きずられて、やっと止まりました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...軽気球さわぎがあってから...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...軽気球のついたエレベーターで逃げたのも...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...東側の露台の上で気球係の男が軽気球(バルーン)の修繕をしている景色に見惚(みと)れていた私に向って...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...萎(しぼ)んだ軽気球が水素ガスを吹込まれると満足げに脹(ふく)れあがつて...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...それを軽気球という...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...軽気球の話かなんかを一席やって...
野村胡堂 「胡堂百話」
......
原民喜 「かげろふ断章」
...行衛不明になってしまった瑞典(スウェーデン)の「アンドレー教授の軽気球事件」...
久生十蘭 「南極記」
...アンドレー教授の軽気球はまだアメリカに着かないが...
久生十蘭 「南極記」
...モンゴルフィエールの軽気球や...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...――爆破した軽気球か? と私はいつも疑いさえする...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...第一そうすりゃこんな襟垢(えりあか)のついたものを着ていないでも――と私の紺絣対服(例の軽気球の高座着は世帯を畳むとき置いてきてしまったからもうなかった)の襟のあたりをスーッと手でしごくようにした...
正岡容 「わが寄席青春録」
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