例文・使い方一覧でみる「軽侮」の意味
スポンサーリンク...その選手は相手を軽侮するような態度をとっていた... 
...彼は年長者を軽侮する発言をしてしまった...
...課題を軽侮していたと後悔した...
...軽侮した相手に勝たれてしまった...
...上司に軽侮されたと感じた社員が辞めてしまった...
...公平に見て二葉亭が実行力に乏しいのを軽侮した露西亜の亡命客よりも二葉亭自身の方がヨリ一層実行力に乏しかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...私もさまざまな顔をつくってレムの軽侮に応酬してやるんだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...芸術の世界に限らず科学の世界でも何か新しい事を始めようとする人に対する世間の軽侮...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...ジャーナリズム一般に対する筋の通らない漫然とした反感又は軽侮の気持を有つのを常とする...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...憎悪に達するほどの自己軽侮を感ずることなしには...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...しかし既に互いに軽侮し始める...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...親方に怒られると大変だから」十四軽侮（けいぶ）と冷淡の限りを浴びせられて米友は...
中里介山 「大菩薩峠」
...いやだ事」藤尾は得意と軽侮の念を交（まじ）えたる眼を輝かして...
夏目漱石 「虞美人草」
...いささか人格的に軽侮を感じた...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...家に、居った」それをきいた金五郎の眼に、失望と、軽侮のいろが、同時に浮かんだ...
火野葦平 「花と龍」
...陰に冷笑して軽侮の念を生ずることならん...
福沢諭吉 「日本男子論」
...露骨に人から軽侮の態度をとられることにもなったと思う心から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...外夷の軽侮を絶つのみならず...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...さも軽侮に耐えない...
山本周五郎 「青べか物語」
...こう思ってふんと軽侮の鼻を鳴らした...
山本周五郎 「桑の木物語」
...「ああ夏目か」「次郎左衛門か」人びとの面（おもて）にはかすかに軽侮のいろが動いた...
山本周五郎 「死處」
...憐（あわ）れみと軽侮の色があらわれており...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...重太夫は軽侮したように唇で笑い...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
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