...そうして身持ちがよろしくないようで...
太宰治 「トカトントン」
...たいへん身持ちがよくありませんね...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...非常に身持ちの正しい男だから...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...やはり不身持ちなことだけは認めないわけには行かん...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...あの女の身持ちたるや...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...身持ちが幾らかなおったかと思われることさえもあった……...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...身持ちの女には必ず二枚ずつをお授けなさる」がんりきはそれと聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...これを利用してお妾(めかけ)の身持ちなどを探らせる...
中里介山 「大菩薩峠」
...なまじ岡場所の女どもに騒がれる金十郎の身持ちが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相模屋の家族と奉公人の身持ちを洗わせることにしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...橋場の店には十年も奉公しましたよ」「生れは?」「房州で」「大層身持ちが良いといふことだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...召使に手をつけて身持ちにさせ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身持ちの良過ぎる方で」「喧嘩や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ドストイエフスキイ的不身持ちから...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...彼はその同僚の細君が身持ちの悪いという以前からの噂を突然思い出した...
堀辰雄 「菜穂子」
...自然身持ちが修まっていくようでした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(b)ある女は身持ちこそ放縦であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼女らのからだつきとその身持ちとは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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