...彼女は身寄のない子供たちのために尽力している...
...その孤児院は身寄のない子供たちのために設立された...
...子供たちは身寄がないため、社会の援助を受けている...
...身寄がなくても、自立することはできる...
...彼は身寄があるため、経済的には豊かな生活を送れる...
...実家も死に絶えて身寄りなき為...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...小さな時から一人も身寄りってものがないんです...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...私はその火が身寄りの者の死骸を焼いている火だということを知った...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...必ずしも親類身寄というものでなくてもよろしい...
中里介山 「生前身後の事」
...元首相の身寄りの人も...
野村胡堂 「胡堂百話」
...昨夜夜更けに死んだかも知れないといふことです」「身寄りの方は?」「横井樣は親御も兄弟も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身寄りの男たちが二...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...たいした身寄りのないようなかわいそうなだれだれなどを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六助には妻子も身寄りもない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...身寄りもなし口もかたい人間ですから...
山本周五郎 「風流太平記」
...誰か身寄りの者でもそれへ便乗して来るのか」「いいえ...
吉川英治 「三国志」
...いずれもゆゆしい身寄りばかりである...
吉川英治 「私本太平記」
...身寄りの者が建てたらしい卒都婆(そとば)が毎日のようにふえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...父の弥右衛門の身寄りがいたと聞いていたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...今宵はよその身寄の家へ泊るから――)と断って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それなら店の身寄りの者が内職に宿屋をしているちょうどよい家があります...
吉川英治 「宮本武蔵」
...本位田家の一族――身寄りの誰や彼が十名近く...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小次郎に会わせてくだされと――お身寄りの方らしいご老婆が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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