...彼女は身寄のない子供たちのために尽力している...
...その孤児院は身寄のない子供たちのために設立された...
...子供たちは身寄がないため、社会の援助を受けている...
...身寄がなくても、自立することはできる...
...彼は身寄があるため、経済的には豊かな生活を送れる...
...身寄りの人でもいればお礼の一つでも――と思ったが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...「身寄りと言う程でもない」「知合いか」「まあそんなもんだ」「何故一緒に東海岸に行かなかったんだ」宇治は何かいらだつ気持があって同じ質問を繰り返した...
梅崎春生 「日の果て」
...身寄りもない貧弱な書生ッぽの被告に...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...また息子に先立たれた身寄りのない盲目の老婆が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...喜美子はもしや彼女の身寄りの者ででもあるのかと...
豊島与志雄 「白木蓮」
...然し身寄のものでもあるなら...
永井荷風 「勲章」
...――最初新吉さんの乳母に上ったまま家も身寄もないので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰一人身寄りもない日本ではあつたけれども...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...その親戚身寄の者が江戸に居ながら嫌疑を恐れて便りをしないとは卑劣な奴だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「わたくしは父母とも失いまして身寄りないものでございますから...
室生犀星 「津の国人」
...身寄りもない独り者だし...
山本周五郎 「季節のない街」
...身寄りもなし口もかたい人間ですから...
山本周五郎 「風流太平記」
...今では身寄タヨリが在りませぬので...
夢野久作 「近世快人伝」
...時めく十常侍の蹇碩(けんせき)の身寄りの者でも...
吉川英治 「三国志」
...その中に身寄りの者がありやなしやと...
吉川英治 「三国志」
...品行をよくしなければいけませんよ」叔母や叔父の身寄りから...
吉川英治 「三国志」
...どちらへ?」「都の身寄りへと思っているが...
吉川英治 「私本太平記」
...受け付けてくれる身寄はないかも知れぬ...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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