...その身の皮悉に風に吹き拆(さ)かえき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ところがその海水の乾(かわ)くままに身の皮が悉く風に吹き拆(さ)かれたから痛んで泣き伏しておりますと...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...其身の皮悉くに風に吹拆(フキサカ)えし故に...
高木敏雄 「比較神話学」
...困ってはおっても身の皮を剥(は)いでも...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...身の皮を剥(は)ぎ酷工面(ひどくめん)しても...
徳田秋声 「縮図」
...きみの身の皮を剥ぐだけのことさ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...其顔立と全身の皮膚の綺麗なことは...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...女が身の皮を剥いで尽してくれるその惜しげもない心づくしというものが...
中里介山 「大菩薩峠」
...お君がまた気の毒がって身の皮をむいて身代りをしてくれるにきまっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...此上セガむと平次は花見の入費に女房の身の皮を剥(は)ぎかねないのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この上セガむと平次は花見の入費に女房の身の皮を剥(は)ぎかねないのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...全身の皮膚は剥いたゆで卵のように綺麗で...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...身の皮まで剥(は)いて尽したのが洗い髪のおつまである...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...いきおい身の皮をはいで喰うよりほかはなかった...
久生十蘭 「金狼」
...けれどもかぶっていた毛むくじゃらな身の皮と...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...身の皮をひん剥いて来てくろ」弥市もはだしではねながら...
山本周五郎 「似而非物語」
...全身の皮膚がゾワゾワと毛穴を閉じ初めたような……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...自身の皮膚や心臓に省(かえり)みて...
吉川英治 「親鸞」
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