...身のほど知らぬ大馬鹿者だというよりほかない」轟博士の語気は...
海野十三 「地球を狙う者」
...お前のような身のほど知らずのさもしい女ばかりいるから日本は苦戦するのだ...
太宰治 「貨幣」
...身のほど知らずの抱負(ほうふ)を...
太宰治 「正直ノオト」
...身のほど知らぬ冒涜の批評の蕪辞をつらねたが...
太宰治 「津軽」
...「身のほど知らぬふざけた奴...
太宰治 「二十世紀旗手」
...あたしの身のほど...
太宰治 「火の鳥」
...どんなにお懐(なつか)しう御座んしたらうと我身のほどをも忘れて問ひかくれば...
樋口一葉 「十三夜」
...そこいらの身のほど知らずが捏(で)っちあげた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...貴様が身のほどを知らないのと同じくらいに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...身のほどもおそろしく存じまする」「いやいや...
吉川英治 「大岡越前」
...この新九郎が今宵の助太刀ついでにその首貰った」「身のほど知らずの広言...
吉川英治 「剣難女難」
...身のほども弁(わきま)えず...
吉川英治 「剣の四君子」
...身のほどもわきまえずにどこまでもツケ上がりおる!向後(こうご)は予の室へ...
吉川英治 「三国志」
...身のほどもわきまえず...
吉川英治 「三国志」
...身のほどこそ知れ...
吉川英治 「私本太平記」
...身のほど知らずというものだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...身のほどがそら怖ろしくなるのだった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...こういう日月の下に生を享(う)けている身のほどを...
吉川英治 「宮本武蔵」
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