...その仕事は私には身に余るものだ...
...彼はその立場に身に余る責任を感じているようだ...
...彼は自分には身に余る天才だと思っている...
...賞を受賞するのは光栄だが、自分には身に余ると感じている...
...楽しみ身に余ると云ふとも...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...私(わたし)身に余る光栄だと存じて居ります...
薄田泣菫 「茶話」
...「身に余る面目...
太宰治 「右大臣実朝」
...私に取っての身に余る面目ででもあるかのように...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...それを身に余る幸福だとして恥ずかしく思わなかったら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...友の心のうちに多大の場所を占めてると感ずることは――それが身に余ることだと意識してもなお――非常にうれしいことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まことに気の毒な方です!」それはあわれなファンティーヌに取っては身に余るほどのことだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...身に余る御賞(おほ)めの言葉...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...それ主君の身に余る恩情については...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...身に余るお情けを何に包みましょうか...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...身に余る面目に昇は得々として満面に笑いを含ませ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...初めてここに来たとき身に余る名誉に包まれて紅潮し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...身に余る仰(おお)せをうけたこともござりますが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...侍従はこれを身に余る喜びとした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...身に余る冥加(みょうが)でございますけれど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「身に余る恩命」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いや、身に余る栄誉、みな君恩です」光秀はあくまで真面目に、礼に対して礼を返した...
吉川英治 「新書太閤記」
...身に余ることではあるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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