...)臍緒の包に(躋緒の包であらう)一字一寸角もあらうかとみえた横尾龍之助といふ文字をみた...
小穴隆一 「二つの繪」
...彼はいきなり傍の銅躋(とっこ)を取って封生に向って投げつけたが...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...幕府が躋寿館に命じてこれを覆刻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...早く既に躋寿館(せいじゆくわん)に勤仕してゐたと云ふ事が其一である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年の躋寿館勤仕の事をも載せない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館再勤仕と六男の出生とは瑞英三十五歳の時の事である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此は十月に榛軒が躋寿館の講師にせられたことである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...春庵宝素の子春沂(しゆんき)抱沖が躋寿館(せいじゆくわん)の寄宿寮頭取になつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此日榛軒門人の一人であつた塩田良三が躋寿館に於て医学出精の賞詞を受けた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は毎月一六の両日躋寿館に往いて書を講じた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館(せいじゅかん)の講座をもこの人が継承した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この年に躋寿館(せいじゅかん)で書を講じて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...素(もと)より躋寿館に勤仕する医者には...
森鴎外 「渋江抽斎」
...堀川舟庵(しゅうあん)が躋寿館の講師にせられて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...躋寿館では『医心方』影写程式(えいしゃていしき)というものが出来た...
森鴎外 「渋江抽斎」
...仁和寺本を写した躋寿館の旧蔵本が参考せられたことは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その躋寿館(せいじゅかん)の講師となった時である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...天保十二年には三十八歳で躋寿館の教諭になっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??