...)臍緒の包に(躋緒の包であらう)一字一寸角もあらうかとみえた横尾龍之助といふ文字をみた...
小穴隆一 「二つの繪」
...高無際の鞦韆賦に叢嬌亂立以推進、一態嬋娟而上躋、乍龍伸而蠖屈、將欲上而復低とあり、王問の詩に一囘蹴一囘高とあるのは即ち之を證する...
原勝郎 「鞦韆考」
...躋勝酬素情」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館は此仁和寺本を影写して蔵することを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館医籍備考本草類(せいじゆくわんいせきびかうほんざうるゐ)の首に収めてあるものが是である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館(せいじゆくわん)に又これを影刻する議が起つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館(せいじゆくわん)に永正中の鈔本の覆写本があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館に於る当時の職は素読の師であつただらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又此公認は瑞英をして躋寿館に勤仕せしむるに必要であつたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館再勤仕と六男の出生とは瑞英三十五歳の時の事である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文政九年には瑞英の長男が籍を躋寿館(せいじゆくわん)に置いたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...素(もと)より躋寿館に勤仕する医者には...
森鴎外 「渋江抽斎」
...堀川舟庵(しゅうあん)が躋寿館の講師にせられて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』が若年寄(わかどしより)遠藤但馬守胤統(たねのり)の手から躋寿館に交付せられたからであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...これを躋寿館に蔵せしめたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...天保十二年には三十八歳で躋寿館の教諭になっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎の心に懸けて死んだ躋寿館校刻の『医心方』は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...漁村に代って躋寿館に往(ゆ)き...
森鴎外 「渋江抽斎」
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