...自分単独の力で人がまだ行っていない山へ登躋(とうせい)して...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...水縁に臨む)唱出俳壇新韵鐸(俳壇に唱へ出す新韵(しんゐん)の鐸(たく))声々喚起百年眠(声々に喚起す百年の眠り)身在閑中不識閑(身は閑中に在つて閑を識らず)朝躋鶴巓夕雲開(朝(あした)に鶴巓(かくてん)を躋(こ)え夕(ゆふべ)に雲開く)瓠壺之腹縦摸筆(瓠壺(ここ)の腹に縦(ほしいまま)に筆を摸(さぐ)り)収拾五十四郡山(収拾す五十四郡の山)打見たところでは一律のようになっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...楼上試攀躋」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋勝酬素情」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館は此仁和寺本を影写して蔵することを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幕府が躋寿館に命じてこれを覆刻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)登躋斯崑岡...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宝素の子春沂(しゆんき)が躋寿館の素読の師を命ぜられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒は十月七日に躋寿館の講師を命ぜられたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は毎月一六の両日躋寿館に往いて書を講じた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百八十七此年甲寅に森枳園が躋寿館の講師にせられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...躋寿館(せいじゅかん)の講座をもこの人が継承した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...老年に及んで経(けい)を躋寿館(せいじゅかん)に講ずることになった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この年に躋寿館(せいじゅかん)で書を講じて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...十二月十六日に弟柏軒が躋寿館(せいじゅかん)の講師にせられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...二十九日に更に躋寿館医書彫刻手伝(てつだい)を仰附けられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...仁和寺本を写した躋寿館の旧蔵本が参考せられたことは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その躋寿館(せいじゅかん)の講師となった時である...
森鴎外 「渋江抽斎」
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