例文・使い方一覧でみる「躇」の意味


スポンサーリンク

...無政府主義といふ言葉を口にするを躊して唯「今度の事」と言はしめた...   無政府主義といふ言葉を口にするを躊躇して唯「今度の事」と言はしめたの読み方
石川啄木 「所謂今度の事」

...私はちつとも躊せずに書きませう...   私はちつとも躊躇せずに書きませうの読み方
伊藤野枝 「ある女の裁判」

...何の躊(ちゅうちょ)もなく鎌の刃を引掛けたが...   何の躊躇もなく鎌の刃を引掛けたがの読み方
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」

...陽子はちょっと気後(きおく)れがしたように躊(ためら)っていたが...   陽子はちょっと気後れがしたように躊躇っていたがの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」

...彼はなんの躊も...   彼はなんの躊躇もの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...その四二人が躊(ちゅうちょ)するのを見て...   その四二人が躊躇するのを見ての読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...「貧農の救済は一刻も躊はならぬ...   「貧農の救済は一刻も躊躇はならぬの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...どこかに隠れようかと躊してるうちに...   どこかに隠れようかと躊躇してるうちにの読み方
豊島与志雄 「霧の中」

...有繋に躊して日沒近くなつて其家へ行つた...   有繋に躊躇して日沒近くなつて其家へ行つたの読み方
長塚節 「開業醫」

...躊(ちゅうちょ)なく答えた...   躊躇なく答えたの読み方
夏目漱石 「二百十日」

...義(ぎ)を見ればいかなることにも躊(ちゅうちょ)しなかった...   義を見ればいかなることにも躊躇しなかったの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...見たくもあるがいやな気がしはしないかという不安で躊していた...   見たくもあるがいやな気がしはしないかという不安で躊躇していたの読み方
野上豊一郎 「闘牛」

...今もその躊の跡をいぶかりながら吟味しているのであったが...   今もその躊躇の跡をいぶかりながら吟味しているのであったがの読み方
原民喜 「冬日記」

...躊(ちゅうちょ)してあと戻りをしかけたが...   躊躇してあと戻りをしかけたがの読み方
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」

...だが私の注意を恐れて、躊している...   だが私の注意を恐れて、躊躇しているの読み方
松永延造 「職工と微笑」

...と云うに躊しないのである...   と云うに躊躇しないのであるの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...躊しないのである...   躊躇しないのであるの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...多くの品が躊なく買はれて行くので...   多くの品が躊躇なく買はれて行くのでの読み方
柳宗悦 「赤絵鉢」

「躇」の読みかた

「躇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「躇」

「躇」の英語の意味


ランダム例文:
懐胎   積悪   わけの分からない  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   影武者   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る