...躊躇しない気でいる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼はなんの躊躇も...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何時(いつ)も躊躇(ちうちよ)しながら咳拂(せきばらひ)して...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...田舎者と笑われはせぬかと幾度となく躊躇(ちゅうちょ)した後...
太宰治 「東京八景」
...なぜ躊躇していられるのか? という強談判であった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...躊躇しているうちに...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...余は此點に於て新内閣の成立を祝するに躊躇せず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...クリストフは承諾するのに躊躇(ちゅうちょ)した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もう躊躇する場合でなかった...
豊島与志雄 「反抗」
...院長は躊躇(ちゅうちょ)するように下脣(したくちびる)をとがらしたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...暫らく躊躇したのも無理のないことでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...母は一寸(ちょっと)躊躇(ためら)ったようだったが...
二葉亭四迷 「平凡」
...一瞬スカースデールも躊躇した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...さて其の手を引つ込めて躊躇(ためら)つた...
三島霜川 「平民の娘」
...母の自分と同じ未亡人の悲しみをさせる結果になるかもしれぬと院参を躊躇(ちゅうちょ)したものであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しばらく躊躇(ためろ)うていたが...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...彼は何の躊躇もなく悠々と寝台に近寄って...
夢野久作 「白菊」
...少しく躊躇(ためら)つて居ると...
若松賤子 「黄金機会」
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