例文・使い方一覧でみる「ほの見える」の意味
スポンサーリンク...この風俗の頽廃の内にさえほの見える風俗の新興振りであり... 
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...問題はだから社大党にほの見える資本主義修正という社会的見解なのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...笑うたびにほの見えるまだそろってる真っ白な歯列（はなみ）などは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その男の魂のうちにほの見える洞窟（どうくつ）から彼は目をそらしたであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...幾分なりと近藤に対する同情がほの見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...是が非でもと言つた意氣込がほの見えるのも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...是が非でもといった意気込みがほの見えるのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...乳のふくらみはほの見えるのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なにか必死の色がほの見える...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...寛々たる自恃の色のほの見えるのは...
久生十蘭 「魔都」
...何か面白そうな集（つど）いや談笑の仲間入りがしたくてたまらないという激しい欲望のほの見えることもあったが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...モンテーニュ自ら名門の子弟の一人であるという誇りがほの見えるように感じられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼がわざわざ自分の掟によってけなしたその心持がほの見える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...逆に美しい眉根の間に心ねじけた危険な性質がほの見えることもあるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに頼朝の生真面目な性格がほの見える...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...死ぬまで謡いそうな決心がほの見える...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...乳色に流れる霧の中にほの見える竹林...
横光利一 「夜の靴」
...その信念がほの見えるが...
吉川英治 「篝火の女」
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