例文・使い方一覧でみる「踰」の意味


スポンサーリンク

...第二齣(せつ)の妙は初齣を(こ)ゆること一等なりき...   第二齣の妙は初齣を踰ゆること一等なりきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...さて平山(ひらやま)一ツを(こえ)て坡(さか)あり...   さて平山一ツを踰て坡ありの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...眺め飽かぬ鈴鹿山脈の溪谷を横斷して汽車が伊賀の國境をえると...   眺め飽かぬ鈴鹿山脈の溪谷を横斷して汽車が伊賀の國境を踰えるとの読み方
近松秋江 「伊賀國」

...汝所レ在遠...   汝所レ在踰遠の読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...月を(こ)えて梅雨(つゆ)に打込むの時となりました...   月を踰えて梅雨に打込むの時となりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...例の高冠昂尾の愛を自ら抱いて公は後門を(こ)える...   例の高冠昂尾の愛を自ら抱いて公は後門を踰えるの読み方
中島敦 「盈虚」

...刎橋(はねばし)を鉄鎖に引けば人の(こ)えぬ濠(ほり)である...   刎橋を鉄鎖に引けば人の踰えぬ濠であるの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...孔子が七十歳に至って始めて矩をえない域に達したのは外部の矩よりも寧ろ内部のこの矩を意味したのではなかろうか...   孔子が七十歳に至って始めて矩を踰えない域に達したのは外部の矩よりも寧ろ内部のこの矩を意味したのではなかろうかの読み方
新渡戸稲造 「自由の真髄」

...孔子の「心の欲する所に従えども矩(のり)を(こ)えず」というたのは自由の定義として適切である...   孔子の「心の欲する所に従えども矩を踰えず」というたのは自由の定義として適切であるの読み方
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」

...「あのね、俺がね、先の祭の時教父の処から白い雄鵞鳥を一羽盗んだもんで、罰に教父がパトリック山迄行って来いって云ったのだよ」プカは、半馬鹿の笛吹きを背負ったまま丘越え、沼え、荒地を駆けて、到頭パトリック山の頂上迄彼をつれて行きました...   「あのね、俺がね、先の祭の時教父の処から白い雄鵞鳥を一羽盗んだもんで、罰に教父がパトリック山迄行って来いって云ったのだよ」プカは、半馬鹿の笛吹きを背負ったまま丘越え、沼踰え、荒地を駆けて、到頭パトリック山の頂上迄彼をつれて行きましたの読み方
宮本百合子訳 「二つの短い話」

...(こ)えれば先は妹背山(いもせやま)...   踰えれば先は妹背山の読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...二百五十膳那(ようじゃな)内の鳥獣皆死し...   二百五十踰膳那内の鳥獣皆死しの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...月を(こ)えて枳園は再び遺骨を奉じて入府し...   月を踰えて枳園は再び遺骨を奉じて入府しの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...お池の水が小さい堰塞(いせき)を(こ)して流れ出る溝がある...   お池の水が小さい堰塞を踰して流れ出る溝があるの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...私は一つの関を(こ)えて...   私は一つの関を踰えての読み方
森鴎外 「寒山拾得縁起」

...枳園はまた当時纔(わずか)に二十歳を(こ)えた抽斎の長男恒善(つねよし)の...   枳園はまた当時纔に二十歳を踰えた抽斎の長男恒善のの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...歓楽も度を(こ)えてはならぬと云う戒を...   歓楽も度を踰えてはならぬと云う戒をの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...五十を(こ)えし母に別るゝをもさまで悲しとは思はず...   五十を踰えし母に別るゝをもさまで悲しとは思はずの読み方
森鴎外 「舞姫」

「踰」の読みかた

「踰」の書き方・書き順

いろんなフォントで「踰」


ランダム例文:
固形食   原点   疾風のごとく  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   指定席   道義的責任  

スポンサーリンク

トップへ戻る