...此日誌を踰越しているので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...(七尺の屏風も躍らばよも踰えざらん)の一句は...
上村松園 「軽女」
...富坂時代から貧乏線は度々踰(こ)えて借金学も一と通り卒業して来たから...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...山一重(ひとへ)踰(こえ)て見るに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...さて平山(ひらやま)一ツを踰(こえ)て坡(さか)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ある夜垣を踰(こ)えて入ってきた...
田中貢太郎 「続黄梁」
...例の高冠昂尾の愛を自ら抱いて公は後門を踰(こ)える...
中島敦 「盈虚」
...乗り踰(こ)える事...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...こういう風(ふう)に外部の矩を踰ゆると自ら外部の罰を受ける結果になる...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...そこで太平洋汽船会社の別の船に乗替えてパナマに行って蒸汽車に乗てあの地峡を踰(こ)えて向側に出てまた船に乗(のっ)て丁度(ちょうど)三月十九日にニューヨークに着き……」...
服部之総 「咸臨丸その他」
...あるいは山を踰(こ)え谿(たにがわ)に沿いあるいは吹き通しの涼しき酒亭に御馳走を食べたなどと書いてあるのを見ると...
正岡子規 「徒歩旅行を読む」
...人間の顔というよすがによって踰(こ)えている...
宮本百合子 「あられ笹」
...「初夏三日、与諸君取道湖西、抵越前角鹿津、与河池二君別、余輩経若狭、入丹後、観天橋、踰大江山帰、往来十有五日」と、樵歌に記してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は一つの関を踰(こ)えて...
森鴎外 「寒山拾得縁起」
...精力衆(しゅう)に踰(こ)え...
森鴎外 「渋江抽斎」
...なんでも鶏が垣を踰(こ)えて行って畠を荒らして困まるということらしい...
森鴎外 「鶏」
...大隊長は四十の上を三つ四つも踰(こ)えたらむとおもはるる人にて...
森鴎外 「文づかひ」
...五十を踰(こ)えし母に別るるをもさまで悲しとは思わず...
森鴎外 「舞姫」
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