...彼の行動の踪跡をつかむのは難しかった...
...空から見ると、大きな踪跡が山の上に残っていた...
...事件現場には踪跡が残っていなかった...
...恐ろしい犯罪の踪跡を追う警察官たち...
...旅行者たちは、森の中で踪跡を見つけた...
...ついに踪跡(そうせき)がわからなくなってしまった...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...倏忽往来莫レ可二踪跡一...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...その踪跡(みち)は索(たず)ね難し...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...南太平洋水域に踪跡(そうせき)を晦(くら)ませた海の狼を想い出していただく必要がある...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...何処にもその踪跡は認められなかつた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...踪跡を晦ますといふことはない筈である...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...これはどうしても踪跡を晦したのではない...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...角谷の踪跡(そうせき)は此処(ここ)ではたと絶えた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その女といふても長く持つて居るのではないのでいゝ加減の時になるとすいとわきへ行つて踪跡も分らないといふ...
長塚節 「我が庭」
...悉ク其由來ヲ踪跡スレバ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...踪跡をたぐるのが益々六(む)つかしくなりました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...お初踪跡(そうせき)の捜索に出してやったものの...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「聞君踪跡不尋常...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...他の池田氏の諸墓と共に踪跡(そうせき)を失した事...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それからどこへドウ踪跡(そうせき)を晦(くら)ましたかという事は...
夢野久作 「一足お先に」
...行く行く玄蕃の踪跡(そうせき)を尋ねながら...
吉川英治 「剣難女難」
...まったく踪跡(そうせき)を晦(くら)ましてしまった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...臆病風にふかれて踪跡(そうせき)をくらましたものと見なし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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