...踏み止まるというより其処で支えられるのである...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...その一切の論理的意味内容を棄て去ることによって辛うじて形式論理学に踏み止まるか(形式主義――論理計算)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...最後に踏み止まる一線をまだ持っているようでした...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...最後まで踏み止まるだけの力を持っていました...
豊島与志雄 「立札」
...踏み止まるつもりだといふ...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...最早踏み止まることなどは思いもよりません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...「山名屋に踏み止まる気になったのか」「え」二人はそれっきり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「山名屋に踏み止まる氣になつたのか」「え」二人はそれつ切り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで踏み止まると...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ようやく踏み止まると必死のような微笑を浮かべ...
久生十蘭 「魔都」
...踏み止まることが出来たのでもあります...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...最後まで踏み止まる決心を固めたのは...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない...
森林太郎 「高瀬舟」
...人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない...
森鴎外 「高瀬舟」
...人はどこまで行って踏み止まることができるものやらわからない...
森鴎外 「高瀬舟」
...そこを全力を上げて踏み止まると...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...だッと踵(かかと)を鳴らして踏み止まる...
吉川英治 「剣の四君子」
...最後まで踏み止まる...
吉川英治 「源頼朝」
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