...そこには幾莖(すうほん)の髭が踈(まば)らに生えているのみであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」
...諸友の踈濶(そかつ)は志の薄き故かと大いに懸念(けねん)致し候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...故ニ一ハ實驗ヲ主トシテ生踈ヲ免レ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...茲より爲(し)ては踈大なる錯謬に陷りて...
西周 「尚白箚記」
...蓋人心の理を知るは唯稍其常有る所と其踈大なる所とを知り得るのみ...
西周 「尚白箚記」
...所以別乎實質之踈者也...
西周 「靈魂一元論」
...汝(なれ)が心踈(うと)ましくなりて...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
......
一葉稿 「五月雨」
...評判はその頃に高く去るもの日々に踈(うと)ければ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...評判(ひやうばん)は其頃(そのころ)に高(たか)く去(さ)るもの日々(ひゞ)に踈(うと)ければ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...日かげに踈き谷の底にも...
一葉 「暗夜」
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