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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...半分跣足(はだし)になる...
鈴木三重吉 「千鳥」
...或(あるい)は跣足(はだし)でズボン下(した)も穿(は)かずに歩(ある)いている時(とき)もある...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...「下駄を穿(は)いているものは跣足(はだし)になる...
高浜虚子 「子規居士と余」
...戻(もど)り漕(こ)ぐ船を手招ぐ人跣足(はだし)石段を登り漁村の寺涼し干魚(ほしうお)の上を鳶(とび)舞ふ浜暑し五月二十三日 鎌倉俳句会...
高浜虚子 「六百句」
...跣足(はだし)で暗い背戸へ飛び出す母親の袂(たもと)にくっついて走(か)け出した時には...
徳田秋声 「足迹」
...お島は襷(たすき)がけの素跣足(すはだし)で...
徳田秋声 「あらくれ」
...「家の娘どもでさえ跣足(はだし)のままで長衣もない始末じゃないかね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...跣足のまま跳び降りて...
直木三十五 「南国太平記」
...跣足(はだし)のまま...
直木三十五 「南国太平記」
...跣足(はだし)に冷たい芝生を踏んで...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...跣足(はだし)のまま飛んで出ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お客樣は跣足(はだし)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...雨の日に跣足の登校を命ぜられ...
牧野信一 「貧しき日録」
...黒いふんどしだけの跣足の子もゐました...
槇本楠郎 「黒んぼ会」
...そして跣足(はだし)で庭に飛び下りて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...雨の降る日に傘さいて跣足(はだし)で歩きまわれば...
夢野久作 「近世快人伝」
...明治四十五年〔無題〕跣足(はだし)で歩いた粗樸な代(よ)の人が石笛を恋の合図に吹くよな雲雀(ひばり)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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