...突然足踏みもしなくなったか...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...危うく足踏み外し白煙中へ捲(ま)き込まれんとし...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...一足踏み出したが...
直木三十五 「南国太平記」
...こんな野郎に足踏みされた土地には...
中里介山 「大菩薩峠」
...ツアン」急に御機嫌が直ったマドロスが足踏みおかしく...
中里介山 「大菩薩峠」
...「こちらでございます」平次と八五郎は一と足踏み込んでさすがに顔を見合せます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...稻葉屋(いなばや)へは足踏みし度くない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬は足踏み嘶いて...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...一ト足踏み出しゃ...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...じれったそうに足踏みをしながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...芝居へなんぞてんで足踏みもしをらないのだ――尤も切符をただで貰つた場合は別だが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...日本の地には足踏みもさせられぬと云うことが国民全体の気風で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...塀の外へ足踏みしなかったため...
水上滝太郎 「遺産」
...足踏み鳴らすその響は地震と雷とを一緒くたにしたやうで...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
...こう」彼はずしんずしんと足踏みをした...
山本周五郎 「風流太平記」
...人殺しや」とおそでは足踏みをしながら喚いた...
山本周五郎 「へちまの木」
...その足踏みを弾(はず)ませていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...歓呼の足踏みが鳴るので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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