...その小娘の頬(ほほ)を舐(な)めたるに...
芥川龍之介 「雑筆」
...アニセットの盃を舐(な)めながら...
芥川龍之介 「上海游記」
...キルシュカでも舐(な)め舐め嬢は...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...物を舐(な)める習癖のある赤ん坊はこれで自殺出来るほど...
谷譲次 「踊る地平線」
...」バニスタは乾いた唇を舐める...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...しかも敵の手を舐(なめ)る...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...触れるものをめらめらと舐(な)めて行く一個の狂人を想い浮べるのみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう舐(な)められている...
夏目漱石 「虞美人草」
...二人でひと舐めふた舐めしたと思ったらそれでおしまい...
久生十蘭 「ユモレスク」
...木挽(こび)きは鑢(やすり)の目を舐(な)めてみるのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...青っ洟(ぱな)を少しずつ舐めている子供...
本庄陸男 「白い壁」
...強(あなが)ち人丸赤人の餘唾(よだ)を舐(ねぶ)るでも無く固(もと)より貫之定家の糟粕(さうはく)をしやぶるでも無く自己の本量(ママ)屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...そこに既に酔つて延びてウツラウツラとしてゐる区長の鼻づらを舐めてゐる...
三好十郎 「おスミの持参金」
...舐められている韮山かどうか...
三好十郎 「好日」
...舌舐(したな)めずりをしながら妙な眼をした...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...すすめられるままに高は黙ってウィスキーを舐めたが...
横光利一 「旅愁」
...くちびるを舐(な)め...
吉川英治 「脚」
...その人態(にんてい)などを眼で舐(ね)ぶるがごとく見直すのだった...
吉川英治 「私本太平記」
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