...彼女の足許に虫がいた...
...父は足許でつまずいて転んだ...
...私は足許を見ながら歩くのが好きだ...
...女性は足許までの服装にも気を使うべきだ...
...道端にはたくさんの石が転がっていて、足許に気をつけなければならない...
...足許のさだかでない...
有島武郎 「秋」
...ときどきちらりと足許に転がっている日本刀の方へうごいていた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...足許にゴロゴロ転がって来た...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...私の足許(あしもと)へ飛んできそうな気がしました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...ふと足許を見ると食ひちらされた蟹の残骸が...
太宰治 「右大臣実朝」
...」とその時、足許で小さい聲...
太宰治 「お伽草紙」
...ふと足許を見ると...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...足許(あしもと)危なげにこっちへ歩んで来るのは女でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「頼むから足許に氣をつけてくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すぐ足許のところを...
原民喜 「夏の花」
...自分の臺を私の足許に持つて來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...運良く月が出てゐたので足許も明るく...
北條民雄 「間木老人」
...足許(あしもと)の砂を蹴りつけながら云った...
本庄陸男 「石狩川」
...薄黄色い灯影を先へ行く師匠の足許のほうへ送りながら...
正岡容 「小説 圓朝」
...少しの間おれに中の話を聴かせてくれ」三闇太郎は足許にまつわってくる黒犬を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...さらわれちゃ」女が二人ならんで足許の箱に玉子をひろげていた...
「赤い貨車」
...所が、今、鼠屋の前まで行って、戸をたたいて薬を買おうと思うと、足許に、何か白いものが光っております...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...足許(もと)はだんだん熊笹(くまざさ)に狭められて来る...
吉川英治 「宮本武蔵」
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