...ここから足がつく...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...「足がつく」足をつける」といふことあり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...本人のマックファースンが「ここでうかうか妻に会っては足がつく」と覚ったためでもあろう...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...かなり客足がつくはずだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...運送屋が来ればそれが証人となって足がつく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本職のほうで足がつくまで...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...細引から足がつくといけないと思って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...思いの外早く足がつくだろう」同心伊藤治太夫は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……娘の服装(なり)で青坊主では足がつくから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それからそれと足がつく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...皇帝誘拐の犯人もその辺から足がつくのではないかと思っております...
久生十蘭 「魔都」
...あいつもその一羽のあひるから足がつくとは思わなかったでしょう...
久生十蘭 「水草」
...地へ足がつくとはじめて...
宮原晃一郎 「賢い秀雄さんの話」
...国禁の密貿易では、白昼、晴れて金費(かねづか)いもできず、祇園(ぎおん)、島原で大尽遊びも、すぐ足がつく...
吉川英治 「大岡越前」
...足がつくにきまっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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