...一点柔媚(じゅうび)の色気とエゴイズムのかげとを持つ趙子昂(ちょうしこう)の人物などと思い比べると尚更はっきり此事がわかる...
高村光太郎 「書について」
...姑く其の系統論に依らずして、單に局外から見ても、古來書法には幾多の變化はあるけれども、元の趙子昂、明の文徴明などに至るまでは自から一定相承の法があつて、明の祝允明など以來の文字とは自から異る點がある...
内藤湖南 「北派の書論」
...自分の書と趙子昂のと比べると云ふと...
内藤湖南 「北派の書論」
...趙子昂の書は自分に一籌輸けるやうだと自負して居る位である...
内藤湖南 「北派の書論」
...趙子昂(てうすがう)の書體を味つた草行(さうぎやう)の名筆は...
永井荷風 「新歸朝者日記」
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