...こちらも肩で捻向く面(つら)だ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...益満が「小太」小太郎が、振向くと、益満は、微笑して「又とない機が来た」小太郎は、父母のことで、いっぱいだった...
直木三十五 「南国太平記」
...僕が怒ろうと思ってふり向くと...
夏目漱石 「行人」
...脇を向く)酔漢 おや...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...役人が一度自分のほうを向くならば...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ラスチニャックが急いで振り向くと...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...それぞれが気の向くままに立ち去ってゆくのだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...先刻飲込んだニッコリを改めて顔へ現わして其方(そなた)を振向く...
二葉亭四迷 「浮雲」
...いきなりくるりと振り向くや物をも言はずぴしやりと私の頬を力一杯打つた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...訳もなく向く人達の眼にも一寸面伏(おもぶ)せなやうな気がして...
水野仙子 「散歩」
...そしてその白足袋の足はどこへ向くか...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...気が向くと弟子の帰りを待たしておいて悠々と墨を磨りながら一二枚宛書いて与えた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...ひょいと、振向くと、成程、喜多川春作が来るのだった...
吉川英治 「魚紋」
...胤栄を振向くと云った...
吉川英治 「剣の四君子」
...父が鷺山(さぎやま)のお城へ出向く前に...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふり向くと、館(やかた)の建物は黒けむりにつつまれている...
吉川英治 「新書太閤記」
...江戸表へ出向く)と云う返札(へんさつ)が一同へ宛てて来た...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...今日あいつが柿岡へ出向くことはたしかなのだ...
吉川英治 「親鸞」
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