...びっくりして振り向くと...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ふと振向くと、すぐうしろ十間ばかりの所に、丁度一つの建物をお出ましになった貴賓の一行が、しずしずと進んで来られるのと、パッタリ顔を合わせてしまった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ハッと振向く人々の目に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私達は足の向くままに――と云っても池の縁の道を――長く歩き続けた...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...足の向く方へと歩いていった...
豊島与志雄 「神棚」
...振向くのも忘れて...
豊島与志雄 「立枯れ」
...益満が「小太」小太郎が、振向くと、益満は、微笑して「又とない機が来た」小太郎は、父母のことで、いっぱいだった...
直木三十五 「南国太平記」
...ベナ達がさっと振り向くと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...花の雨を身に浴びて」とうたうためにお鈴の方を向くと...
三浦環 「お蝶夫人」
...只(ただ)女に向く仕事と向かぬ仕事のあることを認めているが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...足の向く方角にはみんなそれぞれの神だか仏だかがいるってんだ」たんば老人の顔にゆるやかな微笑がうかび...
山本周五郎 「季節のない街」
...「大月から御城下へかけて蝮(まむし)の八兵衛といえば番所の役人もそっぽを向く...
山本周五郎 「風流太平記」
...裂けた心を目にしても廿(にじふ)世紀は横を向く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...お芳」うしろを向くと...
吉川英治 「銀河まつり」
...「ええ」芙蓉はさしうつ向く...
吉川英治 「三国志」
...あれにも心をうごかしたのか」「ばかをいえ」藤五はすぐ後ろを振向く...
吉川英治 「私本太平記」
...そして後ろを振向くと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ところが、まだその四人のうちには、薄傷(うすで)の程度で、多少呼息(いき)のある者があったとみえ、牡丹色の武者羽織が、ハッと振向くと、そこの死骸から、人魂のように、血まみれな一箇が、「まだッ、まだッ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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