...超俗的な間の額面の文字にひたと見入つたりしながら...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...そして禪宗のやうな超俗的内面的な宗教がその究竟境を示すときの偈を讀み...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...こうして超俗的な俗物の帝国として...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...林内閣の手によって祭政一致という超俗的な神職的神話に結びつけられ...
戸坂潤 「思想動員論」
...こうやって超俗的な趣味人は直ちに...
戸坂潤 「思想としての文学」
...だから文字が超俗的な神聖物ということになっていて...
戸坂潤 「思想としての文学」
...読者はここでも超俗的な俗物が如何に生活に不忠実かということを見るだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...聖フランチェスコの超俗的な修道生活に敬意を捧げると同時に...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...超俗的の貴族性を持つものであり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...より超俗的な詩の方に這入ってしまう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...超俗的高邁の氣風を持つてる人物である...
萩原朔太郎 「非論理的性格の悲哀」
...世界中の人間を唖然とさせた三つの超俗的な事件があった...
久生十蘭 「南極記」
...非常に純化され厳密かつ超俗的な種類であるので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...かなり超俗的で純化された認知による一般抽象観念に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...著者のそうした超俗的な・独立自主の・風貌はここに遺憾なく読みとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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