...今朝は起臥時に足がつった...
...病気中は、起臥がつらかった...
...健康のためには、正しい起臥姿勢が大切だ...
...今夜は早めに起臥して、明日の朝活に備えよう...
...高齢者の生活支援の一環として、起臥介助が必要な場合もある...
...三年の月日を姉と呼び妹と呼んで一棟の寄宿舎に起臥(おきふし)を共にした間柄...
石川啄木 「鳥影」
...故中村彝(つね)氏等いずれももとは中村屋の屋敷内に起臥し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...東京の某中等學校の校長なる老紳士と室を隣して起臥してゐたが...
近松秋江 「箱根の山々」
...その中の一つを借りて起臥(きが)するかよりほかなかった...
徳田秋声 「足迹」
...職人と一緒に起臥(おきふし)して来たりした主人は...
徳田秋声 「あらくれ」
...わたくしが宗十郎町の芸者家に起臥していた頃...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...しかし自から不幸の輪廓を描(えが)いて好(この)んでその中(うち)に起臥(きが)するのは...
夏目漱石 「草枕」
...余のごときは黄巻青帙(こうかんせいちつ)の間(あいだ)に起臥(きが)して書斎以外にいかなる出来事が起るか知らんでも済む天下の逸民(いつみん)である...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...日常起臥の身辺生活以外に...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...飛鳥山(あすかやま)の別荘に起臥(おきふ)しされているが...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...青春を明治三十年代の吉原に起臥された...
正岡容 「東京万花鏡」
...これだけの建物の内に起臥(きぐわ)してゐるものは...
森鴎外 「大塩平八郎」
...一週日(いっしゅうじつ)ほどの間柳島の帆足謙三(ほあしけんぞう)というものの家に起臥(きが)していた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...槿籬周ぐれる祖先の故宅に起臥して...
横瀬夜雨 「花守」
...一つの「包」に四五人が起臥し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼の起臥(きが)の跡というので「新陰堂(しんいんどう)」と名づけられた建物である...
吉川英治 「剣の四君子」
...わずかふた月でも起臥(おきふし)をともにして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お杉ばばが半瓦(はんがわら)の家に起臥(おきふし)を始めてから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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