...今朝は起臥時に足がつった...
...病気中は、起臥がつらかった...
...健康のためには、正しい起臥姿勢が大切だ...
...今夜は早めに起臥して、明日の朝活に備えよう...
...高齢者の生活支援の一環として、起臥介助が必要な場合もある...
...始終そこに起臥(おきふし)しているからである...
芥川龍之介 「葱」
...其後も矢張その會堂に起臥して...
石川啄木 「赤痢」
...下宿の主人森長七の承諾を得て福田の居室を見るに狹き三疊の座敷に大なる机を控へ其の周圍は悉く書籍を以て埋まり如何にも書籍の裡に起臥し居たるものゝ如し...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...助手これだけが山野家に起臥(おきふし)していた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...合宿所に起臥してる自分の身の上のことも...
豊島与志雄 「電車停留場」
...一月近く起臥(おきふし)した室に...
豊島与志雄 「反抗」
...余のごときは黄巻青帙(こうかんせいちつ)の間(あいだ)に起臥(きが)して書斎以外にいかなる出来事が起るか知らんでも済む天下の逸民(いつみん)である...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...全く未開の森林の樹蔭(きかげ)でしばしば夜を明して動物社会の起臥寝食(きがしんしょく)の有様を研究したものの中に...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...起臥(きが)飲食を共にして...
福田英子 「妾の半生涯」
...辻と起臥を共にしたのは僅か一年あまりに過ぎなかつたが...
北條民雄 「道化芝居」
......
前田普羅 「普羅句集」
...佐多稲子女史も起臥されてゐたらしく...
正岡容 「浅草燈籠」
...夙くも彼はこの廃邸に起臥してゐたものらしい...
正岡容 「下谷練塀小路」
...されどもこの命令のために更に居場所を狭められて大方の荷物は皆天井につるし肩掛革包(かたかけかばん)を枕とし手を縮め足をすぼめて海鼠(なまこ)の如く伏し居るほどに余の隣に起臥(きが)する騎兵の上等兵は甲板より帰りぬ...
正岡子規 「従軍紀事」
...忽使病夫起臥牀...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一週日(いっしゅうじつ)ほどの間柳島の帆足謙三(ほあしけんぞう)というものの家に起臥(きが)していた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...馬と共に起臥(おきふし)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...老父母の起臥(きが)している二重(じゅう)桝(ます)の中みたいな暗い一室へ入った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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