...用の無いのに起きるのも詰らず...
石川啄木 「菊池君」
...ベッドの上に跳ね起きると...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...つまり惨劇の起きるより先に...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...村で起きる20例が大きな町で起きる200例と同じように長いあいだ分布すべきでない理由は無い...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...起きると早速支度して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...眼覚めたらすぐ起きるのが私の癖だ...
種田山頭火 「行乞記」
...暗いうちに起きる...
種田山頭火 「其中日記」
...起きるとすぐ火を焚きつける...
種田山頭火 「其中日記」
...家人の起きるまで読んだり書いたりする...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...私の起きる頃には...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...批評無用論の起きる所以はここにあるのだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...信用問題が起きるのであって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...女王としての支配を以て起きるのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで早く起きるというわけですよ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...今にどんなことが起きるかわかりやせん...
三好十郎 「樹氷」
...翌朝は早く起きると...
柳田国男 「故郷七十年」
...夜明けを待って起きると...
山本周五郎 「花も刀も」
...わけを訊いてみると、彼は、ゆうべの神楽の音が気になって、起きるとすぐ、此家(ここ)の老百姓に聞いてみたところ、ここから近い阿佐(あさ)ヶ谷(や)村には、遠い昔から、阿佐ヶ谷神楽といって、旧い神楽師(かぐらし)の家があり、毎月、三峰神社の月祭りには、そこの家で調べを奏(あわ)せて、秩父へ出張(でば)ってゆくので、それが聞えて来たのだろうという説明だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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