例文・使い方一覧でみる「亢」の意味


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...何か濁った奮(こうふん)がそれを超えて胸にひろがって行くのをじっと感じ始めていた...   何か濁った亢奮がそれを超えて胸にひろがって行くのをじっと感じ始めていたの読み方
梅崎春生 「日の果て」

...しかし今日ではそれが自身の作つた歌であるといふやうなゝつかしみを超えて、私を奮させる...   しかし今日ではそれが自身の作つた歌であるといふやうなゝつかしみを超えて、私を亢奮させるの読み方
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」

...そして奮した足取りで...   そして亢奮した足取りでの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...非常に奮した後には非常な疲労がくる...   非常に亢奮した後には非常な疲労がくるの読み方
浜尾四郎 「黄昏の告白」

...そういう音楽的なへんな奮をしきりに振り落そうとして...   そういう音楽的なへんな亢奮をしきりに振り落そうとしての読み方
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」

...雪子のは全くの抽象的神経から蔭で何うかするとそんな奮を洩すだけのことで...   雪子のは全くの抽象的神経から蔭で何うかするとそんな亢奮を洩すだけのことでの読み方
牧野信一 「熱い風」

...妙に奮して来るのであつた...   妙に亢奮して来るのであつたの読み方
牧野信一 「熱い風」

...」「五人の者が斯んなに一列に腕を組んで――」また私に奇体な奮でもされては困るとでも思つたらしく...   」「五人の者が斯んなに一列に腕を組んで――」また私に奇体な亢奮でもされては困るとでも思つたらしくの読み方
牧野信一 「歌へる日まで」

...何うして僕がそんなに奮したか? といふことをはじめに云つておけば好かつたのに...   何うして僕がそんなに亢奮したか? といふことをはじめに云つておけば好かつたのにの読み方
牧野信一 「初夏通信」

...花やかな思ひの中に進しつゞけるのです...   花やかな思ひの中に亢進しつゞけるのですの読み方
牧野信一 「女優」

...断然この愚劣な奮は収まらぬのだ...   断然この愚劣な亢奮は収まらぬのだの読み方
牧野信一 「ゾイラス」

...忽ち戦国時代の勇士が決死の誓ひを立てるかの如くに奮して...   忽ち戦国時代の勇士が決死の誓ひを立てるかの如くに亢奮しての読み方
牧野信一 「月あかり」

...二人とも怖ろしく奮して...   二人とも怖ろしく亢奮しての読み方
牧野信一 「吊籠と月光と」

...奮した滝本の眼から涙が滾れてゐるのを見て...   亢奮した滝本の眼から涙が滾れてゐるのを見ての読み方
牧野信一 「南風譜」

...私の胸は愉快な奮を覚えました――そこで私は...   私の胸は愉快な亢奮を覚えました――そこで私はの読み方
牧野信一 「晩春の健康」

...やっと人を見た感じで奮し...   やっと人を見た感じで亢奮しの読み方
「赤い貨車」

...時には奮して涙をこぼしたりしながら...   時には亢奮して涙をこぼしたりしながらの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」

...嶽々顔論古今...   嶽々亢顔論古今の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

「亢」の読みかた

「亢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「亢」

「亢」の英語の意味


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