...これから少し行くと賽の河原に出る...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...賽の河原にくると周囲の山々が...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...賽の河原から高倉の裾を廻るころ...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...賽の河原は小石の山を鬼に崩されて泣いて居る子供ばかりだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...賽の河原は堪(た)えられる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...賽の河原は哀しいそうして真実な俚伝(りでん)である...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...皆賽の河原の子供である...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...賽の河原は小石の山を鬼に崩されて泣いて居る子供ばかりだ...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...賽の河原は乱脈である...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...慈悲柔和にこにこした地蔵様が出て来て慰めて下さらずば、賽の河原は、実に情(なさけ)無い住み憂い場所ではあるまいか...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...胎内で母親に苦労をかけながら恩を報いずに死んだため塔をたてて罪の償ひをしようと淋しい賽の河原にとぼとぼと石を積んでるのを鬼がきては鉄棒(かなぼう)でつきこはしてひどいめにあはせる...
中勘助 「銀の匙」
...蔵王山の賽の河原の石積みは...
別所梅之助 「石を積む」
...賽の河原といふ所は...
別所梅之助 「石を積む」
...いや賽の河原は、海べにもある...
別所梅之助 「石を積む」
...私には賽の河原の歌となって...
横光利一 「欧洲紀行」
...賽の河原は中々長い...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...劍が峰を左手に仰いで池の岸から賽の河原といふ所を通る...
吉江喬松 「山岳美觀」
...賽の河原は中々長い...
吉江喬松 「山岳美觀」
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