...商売道具を手あたり次第に質草にするのが鳧(けり)だつた...
有島武郎 「骨」
...何かこの部屋に目ぼしい質草ありや...
太宰治 「斜陽」
...質草の資格あるしろもの一つも無し...
太宰治 「斜陽」
...質草になりそうなものの一つも無い荒涼たる部屋...
太宰治 「人間失格」
...・遠山の雪のひかるや旅立つとする・影も春めいた草鞋をはきかへる・春がきてゐる土を掘る墓穴これだけの質草はあつてうどんと酒・みちはいつしか咲いてゐるものがちらほら三月九日春光うらゝかなり...
種田山頭火 「其中日記」
...質草一つ出したり入れたりして秋また質入する時計ちくたく蝿が打つ手のかげが秋風九月十日晴れたり曇つたり...
種田山頭火 「其中日記」
...質草をさがしだして...
種田山頭火 「松山日記」
...重吉は始めから質草(しちぐさ)の乏しくなった時...
永井荷風 「ひかげの花」
...質草をはたいても...
中里介山 「大菩薩峠」
...――質草にはならねえが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その代り質草も粉煙草も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...質草を取り戻してやろう」「もし成功したら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...国家を単なる質草として使えますか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...夫婦の持物はみな売り払うか質草になって...
山本周五郎 「さぶ」
...やはり土蔵の奥から持出された古い質草らしい...
夢野久作 「巡査辞職」
...今もこの先の七ツ屋へ駈けつけるところなんです」質草のはいっている小風呂敷を差し上げて見せると...
吉川英治 「江戸三国志」
...おめえに質草まで入れさせているのは済まない話だが...
吉川英治 「江戸三国志」
...質草を包んでいる女房の出かけてゆくのを待っていた...
吉川英治 「醤油仏」
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