...彼は料理を我流で作る...
...この作品は彼の我流のスタイルが出ている...
...我流ながら上手くやってきた...
...試験勉強は我流でも成績が上がった...
...ダンスは基礎がないので、私はいつも我流で踊っている...
...我流にはこのような馳走の法はない...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...素人の我流のやり方ではあるけれど...
豊島与志雄 「霊感」
...だれにも習わぬまったくの我流だが...
永井隆 「この子を残して」
...我流の解釈をしてみよう...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...というよりも私の我流の詩の見方であって...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...我流の解釈をすれば...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...例の我流の肉太字(にくぶとじ)で書いて神棚の下に貼りつけた...
火野葦平 「花と龍」
...我流の推測や仮説を確実無比な原理と世間に強いるような先人の陥りがちであった過誤を用心深く避けた点と...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あの人は自慢なのよ――我流だから暗闇でも弾けるのよ...
牧野信一 「断唱」
...親父の圓太郎のところで我流じゃあるが七つから十四まで...
正岡容 「小説 圓朝」
...現在師匠に教わらない我流の噺のこんなにも演れだしたということも...
正岡容 「小説 圓朝」
...私たちァ我流でいきます暇を下さいって...
正岡容 「小説 圓朝」
...当時の私の開化小説などは我流の書きなぐりで...
正岡容 「わが寄席青春録」
...やっぱり我流かも知れませぬがモトの構成に立帰って来るのです...
夢野久作 「スランプ」
...原書に時々我流(がりゅう)の口語や警句を入れて読んでいるにすぎないのであったが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...一噌(いっそう)でなし千野流(ちのりゅう)でなし……どなたに師事(つか)れたの」「我流でございます...
吉川英治 「八寒道中」
...三のテント布と毛皮の外衣には我流で非正統的な切れ目が入れてあり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...たとえば「転経唱礼は規矩に従うべきであるに近ごろの僧尼は我流の調子を出す...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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