例文・使い方一覧でみる「賑やかな」の意味
スポンサーリンク...仕方がないからもつと人通りのどつさりある賑やかな処で逃げやうと思つて... 
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...賑やかな事がお好きでございましたから...
太宰治 「右大臣実朝」
...」などと賑やかなことであるが...
太宰治 「もの思う葦」
...賑やかな奏楽の音（ね）が...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...神楽坂の毘沙門（びしやもん）の縁日――その賑やかな坂の上から...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...姉に手をひかれてはじめて歩いてみた珍しい賑やかな町や...
徳田秋声 「黴」
...賑やかな笑い声を立てていたが...
徳田秋声 「爛」
...俺（おれ）も少しこの賑やかな通りを散歩してみるかな」そしてこののん気な悪魔（あくま）は...
豊島与志雄 「不思議な帽子」
...間（あい）の山（やま）の賑やかな駅路と...
中里介山 「大菩薩峠」
...燈火の賑やかな上り列車が走って行く...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この賑やかな酒場があつて...
牧野信一 「歌へる日まで」
...彼の知らない賑やかな囃しが始まつた...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...愚かな私は賑やかなところからの迎への方が嬉しさうであるかのやうだつた...
牧野信一 「老猾抄」
...昨日まで賑やかなうえにも賑やかだった宿屋暮らしだっただけに...
正岡容 「寄席」
...ちょうど前芸のお囃（はや）しの賑やかなサンザメキと共に...
吉川英治 「江戸三国志」
...すると賑やかな演劇囃子（しばいばやし）が耳の穴へ流れこんできた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...はやく江戸の賑やかな所へ出たいなあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人中の賑やかな中にいると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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