...命(みこと)の手(て)にかかって滅(ほろ)ぼされた賊徒(ぞくと)の数(かず)は何万(なんまん)とも知(し)れぬ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...賊徒や悪人や罪人などのすべて下層地帯に存在していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんなことではまことに困った神祖以来の尊き大業賊徒の馬蹄にかけるは歎息数も知らない旗本御家人多くの中には一人や半分忠義なお人が有りそなものだよ三千以上のお高を貪(むさぼ)り惰弱な奴原...
中里介山 「大菩薩峠」
...今ここに一群の賊徒来たりて人の家に乱入するとき...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...賊徒一人生捕有之候趣...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丹波千丈岳(せんじょうがだけ)の強盗酒顛童子拾い還りて養育して賊徒となす云々...
柳田国男 「山の人生」
...ひと揉(も)みと思っていた賊徒がなかなか頑強で...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ほかの賊徒は」「赤螺三平も...
吉川英治 「大岡越前」
...賊徒とは思われぬが...
吉川英治 「三国志」
...黄巾の賊徒を諸州に討つと承って...
吉川英治 「三国志」
...すでに賊徒の群れが...
吉川英治 「私本太平記」
...賊徒の群は、刻々ふえて来るばかりであった...
吉川英治 「私本太平記」
...決して賊徒の輩ではなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...賊徒一兵もあまさず掃滅し得たことは...
吉川英治 「新書太閤記」
...……そしてまた、白虎(びゃっこ)山や清風山のあたりには、賊徒が多い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここの賊は決して世にいうただの賊徒ではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それらの賊徒をも掃討(そうとう)してみませんか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そしてたちどころに、賊徒をけちらし、かつ、兄弟の姿を追ッて、城外四里の地点で、孔明に追いすがり、ついに闘い伏せ、孔明だけを生捕(いけど)りとして引きあげて来た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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