...距離三マイル、賃銀十セント...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「イエね、家賃の方は、高い訳でもありませんが、つきものがあるのです...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...資本の蓄積は勞働力に相應する賃銀を貰はない勞働者の勞働を蓄積することによつて...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...単にこの家賃をはらうことだけで文明人は...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いかに身に粗服をまとうとも靴の先だけは木賃宿の寝布(シーツ)で拭いて光らせている...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...駄賃に二ペンスくれてね...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...」彼女の話では、清川の父は老大家に甘やかされて贅沢(ぜいたく)に馴(な)れている、そんな女を引き受けるのに不賛成で、父よりも好い身分に産まれつき、教養の高い母のみが理解してくれて、月々一定の額を先輩の山上の手を通して仕送ってくれ、それに彼自身いくらかの収入もあるにはあるが、家賃も出るので、そう楽でないと言うのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...折しも新落成の鐵道開業の祝ひとかにて、車賃半額の期限、今日明日と迫りし節なりければ、乘者山の如く、此頃東海道の官設鐵道さへ、發着の時限、あてにならぬ折柄、一人なりとも多く客をつめこむを得とする私設鐵道のあてにならぬは、責むる方が無理なりとぞ...
内藤湖南 「寧樂」
...両国の木賃宿(きちんやど)で別れてから時々便りのあるはずなのが更にありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...小田原からの自動車賃が十一円...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一昼夜でもらえるのであった! そして石炭の運賃はトン五円であった!ありとあらゆるすき間は石炭をもって填充(てんじゅう)された...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...あたし達は相当の家賃を払はなければならないでせうね...
牧野信一 「鏡地獄」
...賃金が四五円から五六円という景気であった...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...毎日家賃と利子の取り立てに廻(まわ)ることだった...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
...かかる事情の下においては資本の分配には何らの直接的変動も起らないであろう(一一一)労働の労賃及び雇傭資本家に対する影響(一一二)その生産に必要な労働量の変化を通じての穀物の価値の変動によって資本家の地位に齎される影響と...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『労働の労賃は貨幣には存せず...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼はその労賃をより以上減額されないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労働の労賃を騰貴せしめることによって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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