...変名で木賃宿に宿泊していたこと...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...ブルジョワと賃金労働者とがどのくらいいるか...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...愛国賃を貰うて愛国する者や...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...とにかくに、手間賃の三両、思いがけないもうけなれば、今宵(こよい)は一つこれから酒でも飲んで陽気に騒ごうではないかと、下人の意地汚なさ、青砥が倹約のいましめも忘れて、いさみ立ち、浅田はれいの気前のよいところを見せて褒美の一両をあっさりと皆に寄附したので一同いよいよのぼせ上り、生れてはじめての贅沢(ぜいたく)な大宴会をひらいた...
太宰治 「新釈諸国噺」
...――汽車賃がないから歩いて行く...
種田山頭火 「其中日記」
...やつらに賃金を払えとでも言うのか?ヘレナ もちろんです...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...三スーの乗合馬車賃を倹約して歩いた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...且つその上に骨折り賃まで添えて買ってやるとまで出たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...北海道の石炭とか木材とかいう物資の運賃は...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...グレゴールが探し出した現在の住居よりももっと狭くて家賃の安い...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...労働の穀物労賃が高くともこれは一般に早婚には導かないであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人口の増加がいわゆる労働の真実労賃なるものによって左右されるように思われず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...勤労者の賃銀は上る...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...沖田刑事は蟇口(がまぐち)の底をはたいて車賃を払いながら...
森下雨村 「五階の窓」
...従って労働の貨幣労賃は下落せずして騰貴するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...七二〇磅(ポンド)という同一額が労賃と利潤とに分割されなければならぬこともまた...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...(四三)私は貨幣労賃は粗生生産物の価格の騰貴と共に騰貴すべきことを異論のないことと認めているが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...地代と労賃との騰貴及び利潤の下落は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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