...私は門の前で々(そうそう)車賃を払って...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...生命には危険は無いが、人夫賃がかかる...
石川欣一 「可愛い山」
...その切符で思い懸けない旅行が運賃ナシでやれる...
海野十三 「発明小僧」
...自動車賃を倹約して歩く位です」だが...
江戸川乱歩 「鬼」
...ちょっとした賃金の問題から大勢でいきなりなぐったり蹴ったりするのも見た...
大杉栄 「日本脱出記」
...夫人から馬車賃を貰ひそこねた事を思ひ出して狼狽した...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...行きがけの駄賃に相違ないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...「そうして屋賃でも負けて貰う事にしよう」と答えたまま...
夏目漱石 「門」
...誰か借りて一年分の店賃(たなちん)を前払いにしたまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは等しく高い労賃と利潤という形で存在し得よう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...同じ労働に対し同じ賃金ということを当然約束しているけれども...
宮本百合子 「いのちの使われかた」
...最低賃銀のきまりさえも与えられず...
宮本百合子 「現実の必要」
...それは私共の働く賃金のなかにはくり込まれておりません...
宮本百合子 「幸福の建設」
...屋根の借り賃のつもりで一時間ばかり説教を聞いた事がある...
夢野久作 「暗黒公使」
...木賃宿の家族などは...
吉川英治 「篝火の女」
...(八一)労働の労賃に対する租税は労働の価格を騰貴せしめるか否かという第二の点に関して...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...もし彼れの労賃の半ばが穀物に費され...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...もしも労賃が下落するならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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