...貳拾頭が分泌した乳量は半減した上に更に減ぜんとして居る...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...芥川と改造社との間は昭和二年に、芥川が、「山本改造は僕に顧問になつてくれと言ふんだ、」「山本實彦は僕と谷崎と佐藤とに壹萬圓づつだして、いづれヨーロッパに行つて貰ふつもりだと言つてゐる、」などと言つてゐたほどの間柄で、貳百圓は、僕が、ただ、芥川がきてくれろと言つてゐるからと言つただけで、高平君がすぐに屆けてきてくれた...
小穴隆一 「二つの繪」
...貳百圓をくれと言つて貰つた...
小穴隆一 「二つの繪」
...文藝春秋の株を貳百あげるつもりだ...
小穴隆一 「二つの繪」
...大毎から貰ふ月月の手當とボーナスを合せて月割にすると貳百圓になると言ひ...
小穴隆一 「二つの繪」
...『これ尊王の犧牲となりたる山縣大貳の撰に係る...
大町桂月 「吾嬬の森」
...藤原博古とあるは、大貳刑死の後、神官累の及ばむことを恐れて、斯く刻し換へたる也...
大町桂月 「吾嬬の森」
...(以上明治四十三年五月「藝文」第壹年第貳號)三...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...貳百九拾圓...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...一包貳拾圓なり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...正午扶桑書房主人來り新圓貳千圓および米國製食料品を贈らる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...闇値貳圓と云...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...白米一升 金參拾五圓也大豆一升 金拾五圓也小麥一貫目 金八拾五圓也蕎麥粉一貫目 金六拾圓也牛肉百匁 金拾五圓也馬鈴薯一俵 金百圓也蜂蜜一升 金貳百圓也七月廿七日...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...銀行また/\預金封鎖の風聞あれば貯金六萬圓また別口貳萬圓を引出す...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...貳百圓が參百圓でも出せる側の人たちには安いものであらう...
長谷川時雨 「むぐらの吐息」
...一説に此上に貳百疊も敷るる岩※有といへり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...)小石濱(凡貳十丁有...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...それから大分後、建長四年に成た十訓抄第七に、「太宰大貳高遠の物へおはしける道に、女房車をやりて過ける、牛飼童の、詛(のろ)ひ言(ごと)しけるを聞て、彼車を止めて尋ね聞ければ、或殿上人の車を女房達の借て物詣でしけるが約束の程過て道の遠くなるを腹立つなりけり、大貳言れけるは、女房に車貸す程の人なれば、主はよも左樣の情無き事は思はれじ、己れが不當にこそ迚、牛飼をば縛らせて主の許へ遣けり云々」...
南方熊楠 「詛言に就て」
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