...手前らにゃ分限紳士らしく勝負する気はねえんだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その対立にも拘らず銘々夫々の科学性――真理性――を自負することが出来るのは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...世論の機関――「社会の木鐸」其の他――だと自負するのに無理はないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...自負する処の大きいものが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...数学者が日ごろ自負することだが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...可能の及びうる限界を知っていると自負することであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...進んだ文化に育ったと自負する近代人が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...一つは発達したと自負する人間の知識が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...もし彼等が士族であるがゆえに自負するとすれば...
柳田国男 「家の話」
...彼は一人で勝負するつもりだったんだ」「それなら介添はほかに選ぶべきじゃないか」「もちろんわけがある...
山本周五郎 「竹柏記」
...もうひと勝負するんだ」道場の中が急にしんとなり...
山本周五郎 「花も刀も」
...刀を抜いて勝負する気はない...
山本周五郎 「ひとごろし」
...どうせおまえも勝負するんだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自負する人は寒からう...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...ひそかに自負すらく...
吉川英治 「三国志」
...いまでも変らぬものとは自負するが...
吉川英治 「私本太平記」
...尋常に勝負するなら...
吉川英治 「夏虫行燈」
...すべての他人を凌駕し得たりと自負するに至ッては最も醜怪...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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