...青っ面(つら)をした大酒飲みの老いぼれ海員(けえいん)の――それも死んでる奴が怖えってって...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...老いぼれの不具(かたわ)だ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...わたくしを老いぼれの餌食(ゑじき)にさせない...
高村光太郎 「智恵子抄」
...老いぼれセンチめ!・柿若葉...
種田山頭火 「其中日記」
...老いぼれたとでも...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...一片の老いぼれた徳であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...側役共が老いぼれているのかな...
直木三十五 「南国太平記」
...この老いぼれめが維新前(いしんぜん)の話をしているわいと...
新渡戸稲造 「自警録」
...この臆病な老いぼれめ!」彼女は猫に声を掛けた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あの老いぼれの爺ときたら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...老いぼれのほうだろうか...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...あの老いぼれの悪魔めに喰い殺されていただろうに……...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...白髪頭の嘘つきで老いぼれのクズだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...老いぼれのけちな守銭奴だし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...わたしはそういう老いぼれが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...老いぼれ猿が怒ってでもいるようで...
山本周五郎 「似而非物語」
...「老いぼれ」すかさずその襟(えり)がみをムズとつかんだ武芸者は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...舅殿と瓜二(うりふた)つの老いぼれが...
吉川英治 「新書太閤記」
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