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饗庭篁村 「木曾道中記」
...恰も錆びた剣の如く...
石川啄木 「雪中行」
...是れ恰も『如何にして富むべきや』てふ問題に對して...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...恰も孔雀の尾を擴げたるが如く...
大町桂月 「越ヶ谷の半日」
...英武恰も神に似るパンダロスを探し行き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アートレ,デース・メネラオス恰もかゝる有樣に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...恰も形而上学の反対物であることを人々は気付くだろう...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...処が今云う体系は恰も方法に対立する処の体系なのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...さて第二第三第四の批難は恰も...
戸坂潤 「科学方法論」
...世界空間が恰も物理的空間の一つの形態である筈であったから...
戸坂潤 「科学方法論」
...恰もこの段階の常識概念に相当するのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...恰もこの崖のところへ...
豊島与志雄 「古木」
...將來 h の眞相を摘抉するものこそ第二のプランクと稱すべく恰もマツクスウエルを第二のニウトンとして尊奉するが如くなるであろう...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...恰もドウデエ作の「風車小屋」のやうにうらぶれ...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...恰も出陣の首途についた荒武者との別れを惜しんでゐるかの模様であつた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...そして恰もそこに...
三木清 「哲學はやさしくできないか」
...――そして恰もその理由によつて人間は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...先にいつたこの詩形の本質的機能に恰も符節を合してゐるとも考へることができるのである...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
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